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日没

作者: 猿場かぐな
掲載日:2025/11/30

思い返すと、幼い頃からいじめにあっていた。

幼稚園の時はわざと仲間外れにされる事が何度もあった。小学校低学年の時は顔に唾を吐きかけられた。中・高学年の時は何もなかった。中学1・2年の時は常に悪ノリの標的にされた。3年の時にはもう、つるむ相手を意識して選ぶようになっていた。ずっと、全て、幼稚園の時から、いじめに見えないように、ただ遊んでじゃれているだけのように、対応をしていた。

常にもっと酷いいじめを受けている人が見える範囲にいた。

自分は、そこまで悪化しないように。

そのことで頭がいっぱいだった。

中学生活の記憶は、なぜか空が常に曇っている。

雨でもない。

記憶の中の、朝のニュース番組が流れるリビングで、朝飯のパンを齧りながら見る窓の外の世界は、常に暗い。

朝の記憶のはずなのに、日没後のように、暗い。

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