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午後の暗室と、消えた一枚の少女

作者:お試し丸
写真部の高校二年生、山下沙耶は、校舎の片隅にある古びた暗室でひとり写真の修復を行っている。彼女の力は特別で、現像したフィルムの中に封じられた“忘れかけた感情”が、夜になると微かに姿を現すのだ。クラスメイトの笑顔の裏に隠れた後悔や言えなかった想いを、写真を通してそっと解きほぐす沙耶。だがある日、暗室に届けられた無名のフィルムには、笑わない一人の少女が映っていた――沙耶の記憶のどこかにある顔。人の心を現像する少女が、自らの失われた一枚と向き合うとき、忘却と赦しの物語が静かに動き出す。
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