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三種の神器  作者: ていえむ
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1話

こんにちは。

趣味で小説を書いている者です。

自分に足りない能力第3位が語彙力なので、よくわからない部分が多々あるかと思いますが、読んでいただけるとすごくうれしいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


 私の名前は火野優花ひのゆうか。17歳の女子高生。ものづくりが大好きで、幼少期からカメラとかライターとか、色々なものを分解したり、小学生になってからは自分でものを作ったりしていた。夏休みの工作で水鉄砲を作って職員会議が開かれたのはいい思い出。まさか水が窓ガラスを破壊するとは思わなかった。その後は本やインターネットから知識を得て、もっと精密なものを作れるようになった。将来はものづくりを仕事にしたい。


 そう思っていたけれど、もう将来のことを考える必要もなくなってしまった。

 高校に入って、私はいじめにあった。クラスメイトから暴力を受け、暴言を吐かれ、先生には見て見ぬふりをされる日々。それでも家族には心配をかけたくなかったから、誰にも相談せず、傷を隠して家に帰ることもあった。

 でもある日気づいた。私がいなくなれば、家族に心配をかけることもない、クラスメイトは喜び、先生の悩みはなくなり、私はつらい日々から解放される。これでみんな幸せだよね。

 そう思って私は今、街の夜景を見渡せる、近所のの崖の上に立っている。あと一歩踏み出せば、すべてが終わる。思い返せば、私ずっとものづくりしてたなぁ...

 

 家族のため、クラスメイトのため、先生のため、そして自分のために、私は最後の一歩を踏み出した。




 目が覚めると、私は崖の下に寝ていた。体を起こし、私は気が付いた。ここが天国であるということに。周りには花畑が広がり、少し向こうには中世ヨーロッパ風の集落があって、そのすぐ近くでは爆発が.....ん?

 いま私は天国という平和な場所にあるはずのないものを見た。花火?お祭り?それとも神の怒り?そんなことを考えている間に、今度は紫色の閃光が走り、再び爆発が...!

 そこで私はもう一度気が付いた。


 ここ天国じゃない!

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