表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/56

⭕ ボロい長屋 3


──*──*──*── 居間


マオ

「 セロ、あの石窯や水瓶は使うのか? 」


セロフィート

「 折角ですし、使いましょう。

  石窯の位置を変えて、形も変えましょう。

  でパンや麺を作る調理台も置きます。

  好きなだけ作って焼いてください。

  水瓶の底には減らないように魔法マジカルサークルえがきます。

  新鮮なしんげんすいでも好きなだけ使えるようにします。

  石窯に使う薪置き場も作りましょう。

  薪も一定数減ったら補充されるように地面に魔法マジカルサークルえがきます 」


マオ

「 減らない水と薪っていよな!

  勝手に増えてくれるのはがたいよ 」


セロフィート

「 売店から居間リビングが見えないように、カーテンで目隠ししましょう。

  売店の広さは3畳分でいでしょう 」


マオ

「 売店の窓口を3ヵ所にするのか? 」


セロフィート

「 銭湯側,真正面,田畑側の3ヵ所にすれば、多少の混雑を避けれます。

  薬膳料理,薬膳茶,薬は販売窓口を分けます 」


マオ

「 窓口が3ヵ所もあったらさ3畳で足りるのか? 」


セロフィート

に関しての問題ないです。

  必要な種類と必要な数を〈 (原質)(みなもと) 〉で構成するだけですから、在庫を持つ必要はないです。

  カウンターには商品の絵と番号を書いたメニュー表を置きます。

  御客には番号を言ってもらえばいだにします 」


マオ

「 在庫を持たないなら売店が狭くても問題ないのか。

  売れ残る心配もないし〈 (原質)(みなもと) 〉で構成するなら、品切れする心配もないもんな~~ 」


セロフィート

「 最後になりましたけど、居間リビングにはホワイトタイガーの毛皮の絨毯を敷きましょう。

  座布団は──、白兎の毛皮にしましょうか 」


マオ

「 真っ白だな、セロみたいだ。

  セロ、囲炉裏も作ろうよ!

  ほんは炬燵も欲しいんだけど、狭くなっちゃうからな~~ 」


セロフィート

「 はいはい。

  囲炉裏ですね。

  四角が一般的ですけど、丸い形にしましょう 」


マオ

がとな、セロ!

  そとから見たらボッロちぃけど中は新品だな!

  ボッロちぃ外観だから、売店は繁盛するのかな? 」


セロフィート

「 住居と区別する為に売店の外観は綺麗にしてます 」


マオ

「 してるのかよ… 」


セロフィート

「 そろそろ温泉に入ってはどうです? 」


マオ

「 そうだな。

  温泉から出たら今夜は早目に寝るよ。

  明日あしたから新しい生活が始まるんだよな?

  ワクワクするなぁ~~ 」


セロフィート

「 狩ったけものの解体を忘れないください 」


マオ

「 そうだった!

  様に献上するんだったよな。

  セロ、様ってさ、兄貴からいやがらせされてんのかな?

  町から1番遠い里に追いやられてるわけだろ?

  町から最低な侍がて、里人に迷惑を掛けて被害者まで出してる訳だしさ 」


セロフィート

「 必ずしもそうとは限りません。

  追いやられた身であるならば、さとおさを任されているのは不自然です。

  兄上とやらの息が掛かっている忠実な部下にさとおさを任せる筈です。

  里にる侍達が兄上とやらの刺客と決め付けるものではないです。

  キノコンに密偵をさせる為、城へ転移さてます。

  ちか(じか)連絡がるでしょう 」


マオ

「 キノコンを送り込んだのかよ!

  に…… 」


セロフィート

の時代も情報は大事です。

  キノコンなら旬な情報を正確に届けてくれます 」


マオ

「 そうだろうな…。

  侍を送り込んでるなら、もっと常識と良識を兼ね備えたとうで誠実な侍にしてほしいよな! 」


セロフィート

「 それはむずかしい要望ですね 」


マオ

「 そう言えばさ、捕まえた侍達はるんだ?

  ずっと放置してるって事はないよな? 」


セロフィート

「 キノコンが保護してます。

  マオはなにも気にしなくていです。

  新しい生活を楽しんでください 」


マオ

「 うん 」


 “ 保護 ” か──、物は言いようだな。

 オレは温泉に入る事にした。

 [ 洗面脱衣室・温泉 ]と書かれたドアの絵の前に立ったら、そのまま絵の中へ入った。


──*──*──*── 洗面脱衣室


 ドアの絵の奥は、洗面所と脱衣室が一緒になっている。

 起床したあと、洗顔したり着替えたりするのに使う室内だ。

 森林の中にるように錯覚してしまうようなリアルな壁紙が貼られている。

 耳をすませば、複数の小鳥のさえずりが聞こえてる。

 ほんに森林の中にて、衣服を脱いでるみたいな気分になる。

 ちなみに洗面脱衣室は温泉から出ても湯冷めをしない親切仕様になっている。

 冬の寒い日に湯冷めしないのは嬉しいよな!

 丸裸になったら[ 浴室 ]と書かれているスライドする木製の戸を開けて浴室に入る。


──*──*──*── 浴室


 浴室は湯気で周りが見えなくなっていて、温泉の匂いがする。

 浴室の壁紙も解放感のある森林になっている。

 浴室ではだか野生のけものの鳴き声が聞こえてるんだ。

 らない演出だよなぁ~~。

 石が積まれて作られた温泉,煉瓦が積まれて作られた温泉,木材を組み立てて作られた温泉の3種類がある。

 石,煉瓦,木ってヤツかな?

 オレは3種類の温泉を堪能する事にした。

 大人が5人入っても余裕のある温泉に1人で入るより、セロと一緒に入りたいんだよな~~。

 明日あしたからはセロと一緒に入りたいな(////)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ