⭕ ボロい長屋 3
──*──*──*── 居間
マオ
「 セロ、あの石窯や水瓶は使うのか? 」
セロフィート
「 折角ですし、使いましょう。
石窯の位置を変えて、形も変えましょう。
此処でパンや麺を作る調理台も置きます。
好きなだけ作って焼いてください。
水瓶の底には減らないように魔法陣を描きます。
新鮮な神幻水を何時でも好きなだけ使えるようにします。
石窯に使う薪置き場も作りましょう。
薪も一定数減ったら補充されるように地面に魔法陣を描きます 」
マオ
「 減らない水と薪って良いよな!
勝手に増えてくれるのは有り難いよ 」
セロフィート
「 売店から居間が見えないように、カーテンで目隠ししましょう。
売店の広さは3畳分で良いでしょう 」
マオ
「 売店の窓口を3ヵ所にするのか? 」
セロフィート
「 銭湯側,真正面,田畑側の3ヵ所にすれば、多少の混雑を避けれます。
薬膳料理,薬膳茶,薬は販売窓口を分けます 」
マオ
「 窓口が3ヵ所もあったらさ3畳で足りるのか? 」
セロフィート
「 其処に関しての問題ないです。
必要な種類と必要な数を〈 テフ 〉で構成するだけですから、在庫を持つ必要はないです。
カウンターには商品の絵と番号を書いたメニュー表を置きます。
御客には番号を言ってもらえば良
マオ
「 在庫を持たないなら売店が狭くても問題ないのか。
売れ残る心配もないし〈 テ
セロフィート
「 最後になりましたけど、居間
座布団は──、白兎の毛皮にしましょうか 」
マオ
「 真っ白だな、セロみたいだ。
セロ、囲炉裏も作ろうよ!
本
セロフィート
「 はいはい。
囲炉裏ですね。
四角が一般的ですけど、丸い形にしましょう 」
マオ
「 有
外
ボッロちぃ外観だから、売店は繁盛するのかな? 」
セロフィート
「 住居と区別する為に売店の外観は綺麗にしてます 」
マオ
「 してるのかよ… 」
セロフィート
「 そろそろ温泉に入ってはどうです? 」
マオ
「 そうだな。
温泉から出たら今夜は早目に寝るよ。
明日
ワクワクするなぁ~~ 」
セロフィート
「 狩った獣
マオ
「 そうだった!
匕
セロ、匕
町から1番遠い里に追いやられてるわけだろ?
町から最低な侍が来
セロフィート
「 必ずしもそうとは限りません。
追いやられた身であるならば、里
兄上とやらの息が掛かっている忠実な部下に里
里に来
キノコンに密偵をさせる為、城へ転移さてます。
近
マオ
「 キノコンを送り込んだのかよ!
何
セロフィート
「 何
キノコンなら旬な情報を正確に届けてくれます 」
マオ
「 そうだろうな…。
侍を送り込んで来
セロフィート
「 それは難
マオ
「 そう言えばさ、捕まえた侍達は何
ずっと放置してるって事はないよな? 」
セロフィート
「 キノコンが保護してます。
マオは何
新しい生活を楽しんでください 」
マオ
「 うん 」
“ 保護 ” か──、物は言い様
オレは温泉に入る事にした。
[ 洗面脱衣室・温泉 ]と書かれたドアの絵の前に立ったら、そのまま絵の中へ入った。
──*──*──*── 洗面脱衣室
ドアの絵の奥は、洗面所と脱衣室が一緒になっている。
起床した後
森林の中に居
耳をすませば、複数の小鳥の囀
本
因
冬の寒い日に湯冷めしないのは嬉しいよな!
丸裸になったら[ 浴室 ]と書かれているスライドする木製の戸を開けて浴室に入る。
──*──*──*── 浴室
浴室は湯気で周りが見えなくなっていて、温泉の匂いがする。
浴室の壁紙も解放感のある森林になっている。
浴室では何
要
石が積まれて作られた温泉,煉瓦が積まれて作られた温泉,木材を組み立てて作られた温泉の3種類がある。
石風
オレは3種類の温泉をゆ
大人が5人入っても余裕のある温泉に1人で入るより、セロと一緒に入りたいんだよな~~。
明日




