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本気

次回はクエストに行ってきます。

side ニア

「なんだ、この光は!」

とどめをさそうとした瞬間いきなり魔法陣がでてきて

魁斗を包んだが、あれはいったい・・・


そして光が消えた後そこに現れたのは



・・・・一人の少女だった。


一方その頃外では、魁斗と魔王が戦い始めたという連絡を受けて

リリーとリアがその場所まで来ていた。

「あの人はなぜこうも仕事を増やすんですか」


「大変だな、お互いに」


「はい」

その瞬間、

「なんだ!」

いきなり真っ黒になったフィールドがとんでもない量の

光を放ち始めた。

「なんですかこれ!?リアさん?」


「この光は多分・・・」

(ご主人、ついに使ったか)


そして一方中では・・・

「誰だお前は!?」


「今まで戦ってただろ」


「何を言う、あいつは男だ!」

そうそこにいるのは少女である。

「まあ、そうなるか」


「まあ、この際構わん。すぐに終わらせてやる」

また一瞬で背後に回り首を狙おうとしたが、しかし

止めたのだ。その少女は後ろを見ずに。

しかも片手で。

(仕方ない、ここはいったん引いて体制を立て直すか)

そう思って、手を引こうとした時、

(抜けない!)

そうたかが片手でつかまれただけなのに手が抜けないのである。


「おいおい、誰が逃がすと思ってるんだよ」

少女はそのまま手を振り回し、ぶんなげた。

(マスター、やりすぎちゃだめですよ)


(わかってるよ、んなこと。

これでもちゃんと加減してるんだぞ)


(加減してこれですか。ほんと規格外ですね、

マスターは)


(その規格外に告白してきたのは誰だよ)


(いいじゃないですか!本心なんですから!)


(はいはい)


「どうだ、大丈夫か?」


「なんてパワーだ」


「そうか?これでも加減してるんだが」


「何!」


「ああ。そういてば勝利条件は降参するか

戦闘不能にさせるかだったな。

どっちがいい?」


「そんなのは決まっている、最後まで戦うぞ!」


「わかった、んじゃあ終わらせる」

そういうと一瞬で間合いを詰め鳩尾を殴った。

「うっ」

ニアは倒れた。

「あ、やべ。真っ黒いオーラが消える前に

変身解除」


(マスター、今回私がいる意味ありました?)


「あったぞ、最初のガード要因」


「それだけですか!」

村正も刀から戻った。


そしてフィールドが戻っていくと、


「さて、真っ黒になった時や光を放ったと時は

どうなるかと思ったが、あんたつよいね」


「それほどでもないですよ」


「魔王ニア戦闘不能、勝者魁斗!」


「「「「「ワァァァァァァ」」」」」

完成が鳴り響いた。


「魔王様がまけた・・・」


「そういうことだ、俺はまだ元気だが、やるか?」


「ちっ、今日のところは引き上げてやる」

そういいのこして去って行った。


「普通に勝てないっていやあいいのに」


「ご主人!」


「おお、来てたのか」


「ご主人と魔王様の戦いが始まったと聞いて駆けつけました」


「そうかい」

さてあっちはどうなってるかな。


「魔王様、大丈夫ですか?」


「ん、ああ、童はまた負けたのか」


「そうだな、また負けたよ。お前は」


「・・・そうか」


「でもあの時より強かった。十分だよ」


「ありがとう、では約束は守るか。さて、

さっきの奴は・・・」


「あいつなら追い返しといたぞ」


「え?」


「お前まだ倒れてたし、そこにいたし」

そういって指をさす。


「まあ、一見落着ってところだ。

ってどうした?また、顔が赤いぞ」

あの時はうっすら赤いぐらいだったが

今度ははっきりわかる。赤い。


「おーい?」


「魁斗、なぜか胸のドキドキが収まらん」


「そりゃ運動したからな」


「そうではない、なんか違うのだ」


「ああ、それはですね。惚れ直したってやつでは

ないでしょうか?」

リリーさんが言った。

「なんだそれは?」


「もともと好きだった相手へさらに思いが強まった時に

使うんです」


「ほー」

これはめんどくさい展開になりそう。

さっさとクエストに記入してこよ。

として歩いた瞬間、腕にくっついてきた。


「おい」


「なんだ?」


「なぜにくっつく?」


「こっちの方がなぜか落ち着くのだ」


「そのくっつくといろいろ問題があるから離れて

欲しんだけど・・・」


「いやだ」

ですよねー。


「ずるいです!私もマスターにくっつきたいです!」

そういって反対には村正もくっついてきた。


「おまえらなあ」


「いいじゃないですか、私も頑張ってるんだし」

そのですね、さっきも言いましたけどいろいろ問題があるんですよ。

その当たるんですよ。それなりにある胸が。


「気にしてもしゃあないか。はあー。」


「行きましょう、マスター」

「行くぞ、魁斗」


「あいよ」

あー、クエスト行く前にかなり疲れた気がする。







魁「俺今回惚れ直されるようなことした記憶がないんだけど」


村「本人はそう思ってなくても女の子からしたらうれしいってこともあるんです」


ニア「そうだぞ、魁斗」


魁「そういうもんかねー」



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