味方到着
結構早かったですね
「お主、何をしとるん?」
前略、魔王が帰ってきました。
「えーと、これはですね・・・」
村正が俺の布団に入って抱きついてるところを見られてわけである。
というか、胸が、当たってる!やばい!どうしましょう!
「ちゃんと考えててくれてたんだよね?」
そう言って近づいてきた。
魔王の目が虚になってきている。
なんかこれはまずい、俺の第六感がそう言ってる。
「説明するから、話を聞いてくれ!」
「じゃあ、聞こうか?」
〜〜〜〜〜説明中〜〜〜〜〜
「なるほど。そういうことがあったとな」
「そういうことだ」
なんとか誤解は解けたようだな。
「にしても、へーー」
「あの、何か、怒ってらっしゃる?」
「当たり前だ!妾がさっき告白したのにいきなり
そんなデレデレしおって!」
「それは、まあ」
僕も男ですからねぇ
「まあ、魔王さんそんな怒らないでくださいよ。
まだ告白しただけですから」
「しただけとはなんだ!?
妾はあんなに勇気を振り絞ったのに、こんな簡単に・・・」
魔王は俯いてしまった。
「それはそうと、お主、結果妾はへの答えはどうなのだ?
まだ、聞いておらぬぞ」
「それは、さっき村正にも言ったが少し整理させて欲しい。
いきなりでまだなんとも言えない」
「そうか。ならば、妾もお主に振り向いてもらうために
頑張るぞ」
そう言って魔王も布団の中に入ってきた。
「お前もかい!」
「なんだ?不服か?」
「そういうわけではないんだが。
あ、お前さっきなんのの用だったんだ?」
「ああ、それはだな、いいぞ。入って来い」
すると
「魁斗!」 「魁斗君!」
先輩と真矢が入ってきた。
「え!お前らどうしてここに?」
「あの後情報集めて探しに行ったのよ。
にしても無事でよかった。魔王と戦うとか書いてあったから」
「にしても魁斗君随分いいご身分ね。こんなわたし達は
心配してたというのに・・・」
「これはどういうことだ!魔王」
「実はな、さっき・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「それで話とはなんだ?
妾は忙しいのだぞ」
「それが今門の所に人間がきていると
門番から連絡があたったのですが」
「人間だと?仕方ない。門まで行くぞ」
「はっ!」
移動後
「入れてもらえないんですか?」
「だめだ。今人間界とは戦争中ではないか。
入れれるわけにはいかん」
「ならば、仕方ない。力ずくで行くしかないようだな」
「団長!」
「そんなことしたら今ここでお前を消すぞ?」
「お前は・・・もしかして
「「「「「魔王!」」」」」
「いかにも。妾がこの魔界を統べる王、
魔王デモニアスだ」
魔王はそう言って空中から降りてきた。
「今は戻ってきたが、よく四天王から逃げ切れたの」
「こっちにはなんでも見通す力の持ってる子が
いるのよ。未来でもね。その子が対応策をね」
「そうか。よくここがわかったな」
「色々やったのよ」
「ふーむ。それで何の用だ?
ことと次第によってはここで消さねばならんからな」
「それはこっちも同じよ!王国にあんな化け物送ってくるなんて。
ただ今回はその話ではないわ。魔界に魁斗って言う男の子がきて
ないかしら?」
「魁斗、そうかあやつは魁斗と言うのか」
「あなた魁斗を知ってるにの?」
「知ってるもなにも戦ったからな」
「「「「「「へ!?」」」」」」
「その後どうなったのよ!?
そっちこそことと次第にによっては」
「負けた」
「え?」
「妾は負けたのだ」
「あ・・・そう。じゃなくて、負けたって魁斗は
あなたに勝ったの!?」
「そうだ」
「ほんと魁斗君は色々と規格外ね」
「それで今どこにいるの?」
「今は疲れはてて魔王城で休息をしておる」
「そうなのね。じゃあ、もちろん返してもらえるわよね?」
そう真矢が言った矢先・・・
「嫌だ」
魔王にそう言われた。
魔「ついに妾がここに登場だ」
魁「魔王まで来たのかよ」
魔「魁斗〜〜〜〜、ぐえ」
村「させませんよ」
魔「何をするか、この泥棒猫が」
村「泥棒猫とはなんですか」
村・魔 睨み合い中
魁「また次回〜〜」




