vs魔王
いい感じにかけたかな。
ガキン
「その程度か?」
「いや、全然!」
にしてもきついなやっぱり、あの姿ではない分体力がねえからな
無茶ができない。もうスタミナが底をつきそうだ。
「さて、そろそろ終わらせようか客人よ」
そう言って魔王は何やら黒い球体状の物体を生成し始めた。
さすがは闇の力だな。村正にもあったが、
できることは刀に纏わせたり、飛ばしたりするぐらい。
それにあいつほど強くはない。
だが、来たぜチャンスが。もしかしたら勝てるかもしれない。
〜〜〜〜〜それは遡ること1時間前〜〜〜〜〜
「行くぞ」
「こい!」
さてお相手さんはどう出るか・・・
すると魔王はいきなり闇の剣を作った。
「まじか!」
「お主だって武器を持っておろう」
ガキン
「どうした?剣をつくれたのがそんなに驚きか?」
「いやそうでもねえさ」
今こうやって変身せずに魔王とやりあえているのはスキルのおかげだ。
昨日俺は戦えるようたくさんスキルを作っておいた。
一つ目は身体強化。流石に魔王ほど強くはないが、
なんとか受け流すくらいのことはできる。
効果時間2時間
二つ目見切り
魔王の素早さは尋常ではない。だからこの見切りを使って
どこから攻撃してくるか見切っている。
いくら受け流せても攻撃がどこからくるかわからなければ
意味がない。
効果時間1時間
後二つあるが・・・
ガキン!
「まだまだだのう」
「これから見せてやるよ。
闇の力発動」
俺は闇を刀に纏った。
「ほう、お主も使えたのか」
「この剣が使えるんでな」
(マスター、どうしてあの姿にならないんですか?
そうすればもっと簡単に勝てるじゃないですか)
(あの姿は俺の本当の力じゃねえし、それにこれは
俺自身が突っ込んだ問題だ。自分自身の力で解決できなくてどうする?)
(そうですか。そのかわり危なくなったら絶対使ってくださいよ)
(合点承知してるよ、そんなこと)
「どこを見ておる?」
「オラァ!」
ガキン!
「にしてもさすが魔王さんだな、無茶苦茶強いな」
「それを受け流し続けるお主もどうかと思うがのう。
だがこれはではどうだ?」
「な!」
魔王は片手で剣を持ち俺を抑え、もう片手で魔法を打って来た。
「やば!」
なんとか回避ギリギリで避けたがやはり限界がある。
「少しかすったな」
「避けるか、お主本当に人間か?
今のを避けるなんて並大抵の反射速度ではない気がするのだが」
「本当にただの人間だよ」
「そうか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして現在に至る。
もう見切りの効果も尽きたから、ああやって
一点集中型をやってきてくれた方が助かる。
(マスターあんなん受けたら私は耐えれますが、
マスターが死んじゃいます!)
(だろうな)
(だろうなじゃなくてですね、早く変身してください)
(やだ)
(えっ?)
(策がある。成功すれば相手を倒せる)
(失敗すれば?)
(死ぬ)
(ダメです。そんなことさせれません!)
(俺を信じてくれよ、村正)
(・・・マスターは卑怯です、そんな風に言われたら
止められないじゃないですか)
(ありがとよ)
(私はマスターの武器です、マスターの
行動に力添えしましょう)
(助かる)
「では、これで最後だ。いかにお主の反射神経が良くても
全体攻撃なら無理だろう」
「やって見なくちゃわからねえぜ」
「ほざけ」
そう言って丸い球場の闇を投げて来た。
「まだだ、まだ、まだ、まだ、・・・今だ!」
「スキル、吸収!」
「ぐぎぎぎぎぎ!」
これだけの魔法を吸収するのはかなり無理が
あったか。だがしかしやるしかない!
「うおおおおおおお!」
突如あの丸い球体は消えた。
「何!お主何をした!?」
「さあ、なんだ・・・ろうな?」
「まあ、よい。どうせ消すのに残り全ての力でも
使ったのだろう。今度こそ、これで終わりだ」
そう言って魔王は突っ込んで来た。
「いや、終わるのはあんただよ。魔王」
そういって、残りの力で魔王を止めた。
全て使えば10秒ちょいくらいは可能だ。
「なぜ、なぜまだそのような力がある!
立っておるので限界くらいなお主に!」
「それは簡単だ俺は消した訳ではない。吸収したんだ」
「吸収?」
「その身でくらえばわかる」
魔王は何かかんずいたのか、
「離せ!」
と言っていた。
「もう遅い」
俺は魔王の腹に手を当て
「解放!」
魔王はとんでもない勢いで城を貫通し
奥の山へ吹っ飛んでいった。
と思ったけど、全然ですな。もっとうまく書けるようにならねば。




