魔王城
性格似たようなのが多くなってしまった気がする
「ここが魔王城か」
大通りをまっすぐ行った所にあった。
(なんか魔王城ってこう人間界の城とは別な感じで
こういう街中にあるイメージはなかったんだけど・・・)
「普通に入れるのか?リア」
「うーん、入れることは入れるのだが、
もし私が生きていた時から変わってないなら
少し特殊でな」
「そうなのか。まあ行ってみるか」
てな訳で入口前まで来た。
「んじゃ、入るか。にしても近くから見るとやっぱ大きいな」
ギルドハウスやリアの家もでかかったが、
それよりもでかい気が。
中に入ると、大きなホール的な所だった。
「えっと入ったけど、どうすればいいんだ?」
「えっとだな、魔王様の部下に4人の四天王ってやつが
いるんだが、そいつらが一階一階の番人的な役割をしてるんだ」
「なるほど、ってことは全部で5階層か?」
「そうだ」
「なるほど、んで、番人さん出て来ないなら先に行きますよ」
シーン
返ってくるのは静寂ばかり。
「誰もいないんだが?」
「おかしいな」
「まあ、いないなら好都合。戦うの
めんどくさいし。先行くか」
「わかった」
「村正も行くぞ」
「はーい」
そして2、3、4、階層と行ったが同じく誰も
いなかった。
「おい、どういうことだよ」
「分からん、だがここが魔王様の
部屋だ、ご主人」
「なんか立派ですね」
ドアを見るとしてかなり文様が彫ってあり
まさにthe強敵がいそうな感じだ。
「んじゃ、開けるぞ」
俺はドアを開けた。
するとそこには、
玉座に座っている魔王らしき
・・・女性がいた。
「よくきたな、客人よ。
待っておったぞ。
妾が魔王デモニアスだ」
鮮やかな赤髪、黒い目、真っ黒なマント、
そしてわりかし露出度が高い黒い服、
はち切れんばかりの胸。
男子高校生には刺激が強すぎるんだが・・・
「さて、ともかくその感じは俺が来てたこと
を知っているようだな」
「そうだ、お前らが来た後に門番から話をもらった」
「ほー。んで、色々聞きたいことと頼みごとがあって
ここに来たんだが、いいか?」
「内容次第だな」
「まずは俺が人間でここに来たんだが
誰一人俺が人間ってので驚いたやつがいなかった。
いきなり人間が魔界に来たら驚くもんじゃないか?」
「それはだな、昔は人間との交流もあったのだが、
最近は途絶えてしまってな。だから一応民は人間を知っている。
だから、驚かないだけだ」
「それはお前が今人間界を襲っているからじゃないのか?」
「どうだろうな」
「二つ目だ。なぜそんなことをする?」
「気晴らしにすぎん。魔王はな欲張りで、気まぐれで、
残酷で、退屈している」
「四天王がいなかったのは人間界に送ったからか?」
「そうだ、昨日の夜送ったから今頃ついているんじゃないか。
それを知ってることは、そこにいる邪龍が話したか。
久しいな、リアよ」
「魔王様こんなことおやめください」
「なぜそう言う?」
「最初の頃の私なら多分魔王様の意見に賛成したでしょう。
しかしご主人に会ってその考え方は変わりました」
「最後、人間界を襲うのをやめろと言ったら?」
「断る」
「そうかよ」
「ならばどうする?」
「力ずくであんたを止める」
「いいぞ、お主からは強者の匂いがする。
相手になってやろう」
「じゃあ、行くぜ」
さてこの姿でどれくらい戦えるか。
いかにスキルを付けたかといっても相手は魔王だ。
「村正、こい!」
「わかりました」
フォンフォンフォンフォン、パシッ
「刀を使うのか?」
「まあな」
さて相手はどれくらいだ、鑑定
魔王デモニアス
種族 魔族
攻撃力SSS
防御力SS
魔法攻撃力SSS
魔法防御力SS
素早さSS
ユニークスキル
全属性魔法使用可能
闇の力
オーバドライブ
うわー、今の俺じゃあ勝ち目のかの字もねえな。
まあ最終的に負けそうになったら使うか。
にしてもあのオーバドライブってなんだ?
まあ、技名からして一定時間強くなる的なやつだろう。
「では行くぞ」
「こいよ」
戦いの火蓋が切られた。
どういう感じで書こうか




