マイギルドカード
今は機嫌がいいので2本目です。
「よし戻ってきたな」
すると冒険者ギルドの前でかなりの人だかりがあった。
「どうしたんだろ」
とりあえずドアを開けて中に入ると、
「あ、マスターおかえりなさい」
「え、ああ、ただいま」
「あれがマスターか」 「どうやって手に入れたんだろ」
「そこまでマスターは強くなさそうだが」
「だが、邪竜様をメイドとして使ってるやつだぞ」
何やら異様に騒がれてる。
「何かあったのか、リア?」
「それがご主人、実は・・・」
~~~~説明中~~~~
「なるほど、村正が隠蔽を使わないでステータスを
図ったためとてつもないステータスだったのがばれたと」
「そういうことだ、ご主人」
非常にめんどくさいな、俺がこんな武器を持っていると
これでばれてしまったわけだしなあ。
こういうのってどうなるんだろ。
「まあ、それも大変だがいまは・・・
すいません、遅くなってしまって」
「それはいいんですがあの武器の子は・・・」
「カードができたらご説明しますので」
というわけでカードを作ってもらった。
変身前はこんな感じだ。
一水魁斗
攻撃力B+
防御力B
魔法攻撃力B+
魔法防御力B
素早さA
ユニークスキル
テレポート
ある程度は隠蔽でごまかした、
さすがにこんな若造がステータスオールAとは
ばれたくない。皆のステータスと比べればわかると思うが
素の俺はそこまで強いわけじゃあない。
あくまであの力が強すぎるだけだ。
「さてこれでカードは作り終えたな」
「では魁斗さん、こちらの部屋で話があります」
ですよねー。
「しかたない、説明するって言っちゃったんだし。
リア、村正いくぞ」
「わかりました」 「はーい」
部屋に移動
「こちらにおはいりください」
ドアを開けると、そこにはアニキと呼ばれていた奴よりも
アニキらしいでかい男が座っていた。
「まずは初めまして。ここのギルドマスターの
リュッケンだ。以後よろしく」
「こちらこそ」
「それでは本題だ。お前さん、そこの子を
どこで拾ってきた?手に入れたという方が
正しいか。強さでいえばもう国宝級だ。
いや、そんな風に言えるレベルのものではないな。
神話級または伝説級といったところか」
さすがに馬鹿正直にすべて話す気ではないが
とりあえずこちらからも聞こう。
「なぜそれを知りたがる?」
「そんな武器を持ち歩いてる冒険者を今まで
一度も見たとがねえ。しいていうなら伝説の聖剣
エクスカリバーくらいだわ。それも伝説上だしな」
そうくるか。ならば、
「冒険者に口をはさむのは無粋では?」
「悪いがそうもいかねえ。その力でテロとか
起こされてもこちらが困るんでな」
なるほど、それもそうか。
「ダンジョンでとってきました。
この言葉には嘘偽りもありません」
本当のことをいった。
「ダンジョンねえ、ふむそうか。
お前さんテロを起こす気はねえんだよな?」
「あたりまえです。リアの故郷なんですから」
「そうか、そうか。ならいい。
聞きたかったのはそれだけだ。
あー、疲れた。こういう方っ苦しい雰囲気
好きじゃねえんだよ」
はい?
「実はなメルのやつが一応聞け聞け言って
くるもんだか聞いただけだ。
すまんな、なんかだますような真似して」
「そのメルというのは?」
「お前にギルドカードを渡した受付嬢だ」
ああ、あの子か。
「一応危険性があるとかないとか。
俺はいいって言ったんだがきかなくてよう」
「はあ」
「それだけだ。もう行っていいぞ」
「わかりました」
そういって俺はリアと村正と一緒に部屋をでた。
「さてギルドカードも作ったし、向かうか魔王城」
「そうだな」 「はい」
さて話し合いで済めばいいか。
あとやはりありえない。
明日のガチャは何が出るかな。




