俺「冒険者」になる!
遅れてしまいました_(._.)_
宇宙のテンションの変わりよう、冒険者に対する熱意、憧れなどに注目していただけたら嬉しいです。
「....ーい!、..おーーい! おーーーーい!!」
宇宙はぼんやりと目をあけるとそこには見知らぬ桃色の髪の女がずっと呼びかけている。
と、そこで宇宙は我に返ったのである。
「ここは!? ───俺は確か─── そうだ!君は助かったのか!?何も怪我はない?」
「え?なんの話?かなりうなされてたみたいだけど嫌な夢でも見た?」
「いや特に夢は、、、 にしてもここはどこなんだ?見た感じ医務室じゃなさそうだが」
宇宙の目に見えていたのは船の中の医務室のようなものではなく木で出来た家の中にいる様子だった。
「さっきから大丈夫?ここはフットの町で駆け出しの冒険者が集まるところよ。もしかして上層からきたの?砂浜でぶっ倒れてたあんたを助けてあげたあたしをばかにするつもり?」
「さっきから何を言ってんだ!」
とっさにベッドから起き上がった宇宙が目にしたもの。それはその部屋の窓から広がるなんとも素晴らしい景色だった。
おいおいおい。なんだこれは。すべてが木やレンガでできた家。向こうに見える地面は石のタイルでできている。あのでかい鐘はなんだろ? はっ! 手紙のようなものをもって屋根から屋根を飛んでるぞ!
まさにゲームやファンタジーの世界じゃないか。
「あんた。なににやーっとしながら窓の向こう見てんのよ。」
「なぁ!!冒険者ってほんとにいるのか?」
「はぁ!? いるのかってこの世界の大半のは商人と冒険者で成り立ってるじゃない。もしかして記憶喪失とか?」
「はっそんなもんじゃないぜ。ちゃーんと全部覚えてる!冒険者ってどうやったらなれる!?」
「まぁギルドに登録しなきゃなれないけ.. 「わかった!」
「わかったよ!俺今からギルドに行って冒険者になってくる!! それじゃいってくるわ!」
「あ、!ちょっと! まちなさい!」
宇宙は冒険者になるべく「ギルド」へと向かうのであった。