1.最後の戦い
1.最後の戦い
エリートサラリーマン風の男
「面倒臭いから全員まとめて始末しちゃおうぜ!」
と言ってエリートサラリーマン風の男は臨、陣、在の三人に攻撃を仕掛けようとした。
その時。パァーン!パァーン!と銃声がした。
エリートサラリーマン風の男
「誰だ??ウッ…ウッ…」
エリートサラリーマン風の男の頭には銃弾が2発当たっていた。
銃を撃ったのは轟刑部だった。
エリートサラリーマン風の男は轟刑部の存在を忘れていたため油断していたのだ。
その時、陣、在の2人は、すかさずエリートサラリーマン風の男に攻撃をしかけた。
臨は轟刑部を守りに走り、陣は指からレーザーを出してエリートサラリーマン風の男の身体を攻撃し、在は体全体から電気を出してエリートサラリーマン風の男と虫を攻撃した!
エリートサラリーマン風の男は陣のレーザーで全身が吹っ飛んで壁に激突した。
周りにいた虫は在の電気で殆どが感電死していた。
しかしエリートサラリーマン風の男は立ち上がって来た。
轟刑部に銃でうたれた頭も陣のレーザーでボロボロになった体も見る見るうちに再生していく。
いや、再生してるのではなかった!
エリートサラリーマン風の男の体の中から虫が湧いて出て来て形をつくっているのだ!
エリートサラリーマン風の男
「汚穢憎さま。俺は、そんな弱い攻撃では死なないぜ!ハッハッハ。そろそろ俺も本気を出して攻撃するか!
ハァッー!」
と言うとエリートサラリーマン風の男と虫は一瞬にして消えた!
陣
「おい!マジで、こいつヤバイぞ!俺のレーダーで感知する事が出来ない!必ず何処かにいるはずだから油断はするな!」
エリートサラリーマン風の男
「俺はオマエの後ろだよ。」
エリートサラリーマン風の男は陣の後ろに立っていた。
その次の瞬間、陣は黒い虫に覆われた!
陣
「臨!俺を真空の中に閉じ込めろ!グアァー」
陣はエリートサラリーマン風の男に抱き着いた。
臨
「陣!…」
在
「臨、躊躇している暇はないぞ!」
臨は在の言葉に直ぐに応じて陣を中心に周りを真空の球体で包んだ。と同時に在が真空の球体の中に飛び込んだ!
臨
「在!何をする!?」
在は臨に手を振り真空の球体の中で電気を一気に放出した!
エリートサラリーマン風の男
「オウオウオウオゥーこれは効くっ!」
エリートサラリーマン風の男は真空の球体の中で在の電気を浴びて一溜まりもなく絶命した。
しかし陣もエリートサラリーマン風の男の毒虫にやられて絶命し、在は真空の球体の中で一気に能力を使った為、全ての臓器が停止していた。
臨
「在!しっかりしろ!」
臨は真空を解き、直ぐに在の所へ駆け寄った。
臨は再生する能力を持っているので在に、その力を使おうとした。その時に突然、眩しい光が飛び込んで来た。
光の中からは安野 丈 が姿を現した。
安野 丈 は無言で臨に水のカッターを飛ばしてきた。
臨は咄嗟に避けたが体は無数に切れていた。
現れたばかりの安野 丈 だったが、その場に倒れこんだ。
安野 丈 は闘との激闘で体がボロボロだった。
臨は直ぐさま安野 丈 に真空の攻撃をしようとしたが女神が、すかさず幻想を作り安野 丈 を助けた。
つづく