コロナウィルスと食文化は別に考えるとべき。
目についた記事が偏見バリバリだったので、投稿します。
新型コロナウィルスで、槍玉に上げられている下手物料理。
正確には『野味』と位置付けられる歴とした食文化の一部です。
調理環境や飼育環境は、叩かれてしょうがないでしょう。
しかし『野味』全体を非難するのは間違いだと思います。
確かに、中国人の野味料理は、我々日本人にはハードルが高い料理もあります。
しかし、雉、兎、鹿、熊、蛇等は、日本でも食する事が出来ます。
そして、下処理を丁寧にした野味料理は、大変美味です。
更に言えば虫食。
市場が撮影される時、必ずムカデの束が写りますよね?
ムカデは漢方薬の材料であり、まんま料理される事は、殆んどありません。
強いて言えば、薬膳料理や色物食堂位です。
日本にも、コオロギやイナゴの佃煮。蜂の子がありますよね。
蜂の子って、クリーミーで中々行けますよ。
問題なのは、衛生管理されてない野性動物を売買する商人や、飼育する人間の意識の低さです。
野性動物は、何かしらのウィルスと共生していたりしていますし、下手すれば、要らん病気に感染している可能性があります。
出所の知れない生き物を、平気で市場に流す商人の意識の低さが、根本的な原因ではないでしょうか?
最後に。
私はド田舎出身で、マムシを捕まえたら、祖父に渡して小遣いを稼いでました。
祖父は、生きたままマムシを一升瓶にいれて、焼酎をドバドバっといれて、マムシ酒を作ってました。
兎は、首と足の動脈を切って血抜きして、皮を……グロいので割愛。
軽く塩をして、焼くと美味しいです。
牛蛙は、唐揚げにして、少し香辛料を効かせた甘辛ソースに絡めると、鶏肉と勘違いします。
蛇は、腹は肝は丸のみ。生皮を剥いで、蒲焼きみたいに開いて焼くと、中々行けます。
豪の者は、首を落として血抜きがてらに、体液を飲む人もいます。
要は、ジビエより少しストライクゾーンが広い料理文化だと、理解して頂けたら幸いです。
まぁ、元野生児なんで……すみません。