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2.森の生活

 朝になり鳥の声や風のささやきが聞こえてきた。


「ふー朝か、今日はゆっくり休もうと思ってたが食事をどうするか、

木の実はもう飽きたから他のを探すとして朝は木の実でいいか。」

「さかなー」

「魚かそういえば川があったな、魚を捕りに行くか。ありがとう。」

『マップ』

「川は向こうかわりと近いがこの赤い点はなんだ?」

 地図にはいくつか赤い点が光っている、しかも少しづつ動いているようだ。

家からは離れているが何か気になる。確かめてみるか。

「ナイフを持っていこう。」

 家には前の住人が置いていったナイフがあった。

「まずは川の近くの赤い点を確かめよう。」



 なんとなくわかってはいたがそこにいたのは魔物だった。

「あれはゴブリンか。」こん棒らしきものを持っている。

『マップ』

 近くに他の点はない。

「一匹か、やってみるか。」

 ゆっくりと近づき背後から魔法を放ってみた。

『サンダー』

 白い光の線がゴブリンを貫いた、そしてゴブリンは倒れた。

「やったか?」

 なんだか少し力がわいたような気がするもしかしてレベルアップかな。


「定番のやつをやってみるか。」

『ステータス!』

キムラ コウジ LV 3

HP 35/35

MP 35/35


「レベル 3か、いま上がって3になったようだな。」

「不意打ちされたらヤバイ。

 これからはマップをちょくちょく出して確認したほうがいいな。

 それか小さくして隅に表示できるかな。」


『マップ』

「なにやらボタンがあるなこれかな? できた。」

 右上に小さく表示された、これなら表示したままでいけるな。

「赤い点が近づいたら要注意と。」

 それにしても名前が・・・女になったのに元のままは違和感あるな。

 名前をどうするか考えておこう。


「魚をゲットしよう。」

 魚を捕るのは簡単だった。

 川にサンダーを放つと10匹程ぷかぷかと浮かんできたので、

後は流れる前にひょいひょいと岸へ投げていく。

 石の上で鱗を取りはらわたを捨てていく。

 10匹終わったら7匹は収納して火をおこし3匹は川岸で焼いていく。


「焼きあがるのに時間あるから水浴びでもするか。」

 服を脱ぐとあらためて女になったことを実感する。

「おっぱいが・・・・やっぱり女だよなー、喋り方も直さないといけないな。

 丁寧に喋ればいけるか。」


 おっぱいには男の夢がつまってる・・・はずだが自分の胸を見ても興奮しない。

 温泉にいって女風呂を堪能したい。

 そしてあれやこれやって、そう言えば息子はもうないんだった。

 落胆し水浴びをしながらついでに服を洗った。

 それでも温泉で女風呂は体験したい、どこかに温泉あるかな。

「一着しかないのは厳しいな、服がほしい。」


 森の奥で自給自足の生活を送っていたが

しばらくして近くの街では奇妙な噂がたつことになる。


「森の奥に魔女がいる。」



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