1.転生したがなぜ女体化?
ゆるーく書いていきます温かい目で見て下さい。
「あ、あれ、ここは。」
確かコンビニへご飯を買いに行って・・・・それからどうしたっけ?
思い出せない・・・回りを見ると林の中で花とか雑草の上に座っている。
青空の下できれいな空気とマイナスイオンに囲まれているがそれどころではない。
「あれ、手がなんか違う細いし女の手みたいってか足も違う! 声も女の声だ、
どうなってるんだ? それに胸が・・・・。」
女になってしまったようだ大事な息子がない・・・。
両手を地につけしばらく呆然としてしまった。
30年以上あった息子がない・・・。
母さん俺は娘になっちまったよ、性転換した覚えはないんだが。
でもあの母さんなら娘ができたと喜ぶかもしれん。
「ここはどこだ?」
ピンっと音がして目の前に地図が出てきた。
「あれっ? これは地図? なんなんだいったい、ゲームみたいだ。」
地図によるとここはアルシア領らしい近くには街がある。
これはあれか異世界転生? もしかして死んじゃったのか。
コンビニを出た後の記憶がないってことはあれか、その後で何かあって死んだのか。
そして何故かここにいる・・・女になって。なぜ性別変更?
二度目の人生があるのはうれしいが男のままでいいのに、サービスがいいのか悪いのか。
でも自分ではどうにもならない受け入れるしかないのか。
「ゲームみたいって事は魔法が使えるか試してみるか。」
えーと危ないから上に向けて『ファイヤ』
火の玉が飛んでいった。
「出た!」
少し試したら他に『エアバレット、ウォーターボール、サンダー』は使えた。
「これで身は守れるな他には何ができるんだろう。治療は?」
左手の指先に『ヒール』してみたらぼんやりと光った。
「出来たのかな? これなら少しなら怪我しても大丈夫だろう。」
あとはあれだ便利な奴『アイテムボックス』
『なし』と表示された。
「これはあれだ空っぽってことか。」
近くの石ころを拾ってやってみた。
『収納』石ころが消えた。
『アイテムボックス』 「小石 ×1」
便利なアイテムボックスまでついていてサービス満点だな、
できればお金が入ってたらもっと嬉しかったが。
「あとはどうするかここは地球じゃないだろうし、冒険者になれってことか?」
服は安物そうなワンピース、下着は・・・・なし。お金もない。
まいったな、地図があるから遭難はしないがどうやっていきていこうか。。
なんか異世界漫画みたいな展開だな、街へ行ったら魔王を倒せとか言われないか心配になってきた。
とりあえずはお腹が空いたしご飯と宿をどうにかしないと。
街へ行くしかないか。ここは定番どうりに冒険者ギルドへ登録する流れか。
「それにしてもこの体、スタイルはいいが鏡がないから顔がわからないな。」
さっき地図に川があったな。
『マップ』
「川は向こうか。」
◇
川で見てみたがゆらゆらゆれてはっきりとは分からなかったが悪くはなさそうだ。
街へいくまえに『ヒール』がうまくできるか確認したい。
棘のある植物を探そう。
「あったこれだ。痛そうだけどしかたないやるしかない。」
「痛っ。」少し血がでた。
『ヒール』「治った!」
「ふーこれでなんとかなりそう怪我人を治療してお金をもらおう。」
そよ風が吹いてきたそして風が妙に自分にまとわりつく、それから声がした。
「あれー、人間だー、でも普通と違う~。」
「こっちー」「こっちへおいでー」
小さな声でどこかへ誘っている。
「他に行く当てもないし行ってみるか。」
その声のするほうへ歩いていくとだんだんと森の奥へと向かっているようだ。
道もない森を木をよけながら進んでいくと古ぼけた家があった。
今は誰も住んでいないようだ。回りは雑草が生い茂ていて長く放置されたような感じだ。
ドアを開け中をみると埃が積もっていて歩くと足跡が残る。
「もしかしてここに住んで欲しいのかな?」
「そう」「いいとこだよー」
精霊か妖精か分からないが住んでほしいようだ。
「他に行くとこないししばらくここに住むか。となると掃除だな。」
窓やドアをすべて開けて光をいれ掃除を始めた。
2時間程掃除をしていたが遅まきながら気づいた。
「そういえば水はどうするか何処かに井戸があるのかな。」
「こっちー」
「ん?」
声のするほうへ行ってみると雑草に隠れた湧き水があった。
「おお、湧き水がある、これで水の心配はないな。あとは食料をどうするか。
ねぇ、森に食べられる木の実とかある?」
「こっちー」
声に案内されて進むと木の実がいっぱい実った木があった。
「これ、食べられる?」
「だいじょうぶー」
食べてみたら美味しかったので沢山とってアイテムボックスに収納し家に戻った。
「ふふ、水と食料に家も手に入った、ここは天国か?
しばらくはここに住んでみるか、さて掃除の続きをするか。」
2日かけて掃除をしてなんとか家の中は住めるようになったが
庭を含め家の周りは雑草が生い茂っていてまだまだ手入れが必要だ。
「はぁ、まだまだかかるな、焦らず少しづつ進めていくか、
家の中は終わったから明日はゆっくり休もう、疲れた。」
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