第6話 魔法対決
「痛ってぇ〜」
「ほぅ。これに耐えるか。見所があるな人間よ。名をなのれ。」
「めっちゃ上からですやん。まぁいいや。カズトだ」
「カズト……。ふむ。それではお手並み拝見といこうか」
「こっちのセリフじゃい!」
先に仕掛けたのはカズトだ。カズトはこの社畜期間中に間を縫って、魔法の特訓に励んでいた。
「ほらよ!」
右手を掲げたカズトは、直径10メートルはある炎の玉を生成しアネルカに放った。
「無詠唱でこの威力。やるではないか。だが、まだまだ」
アネルカが「ふっ」と息を吐くと炎の玉はかき消された。
「残念。こっちが本命だ!」
数百はあろう氷の刃が一斉にアネルカを襲う
「ぐっ……!」
「一気にたたみかけるぜ〜。おらおらおらおらおらおらぁ!」
「鬱陶しいわ!」
「なっ…」
氷の刃が一瞬でかき消された
「次はこちらの番だな」
アネルカはカズトが繰り出した倍の大きさはある炎の玉を放った
「デカすぎっ!?くっ……お返しするぜ!」
「蹴り返しただと!?ふははははっ!つくづくおもしろい」
「なに……この戦い……」
空気だったサクラは口をあけてポカーン状態である
まず、カズトがドラゴンと渡り合える現実を受け入れられないでいる
「楽しい時間もここまでだ。そろそろ終わりにする」
「終わらしてみやがれヘッポコドラゴーン!」
「安い挑発だな。しかし乗ってやろう」
アネルカの周りに炎の龍が渦巻いた
「これで終わりだ。『アル・フレイヤ』」
「ちっ!結局最後まで魔法対決かよ!おらぁ!」
カズトは両手で炎の龍を受け止めた
「なにっ!?」
「お前の魔法頂くぜ」
カズトは炎を全て吸収した
「さぁーて、お返しだ」
炎の龍がアネルカを襲う
「ふん。自分の魔法など容易い」
アネルカは炎の龍を全てかき消した
2人の闘いはまだ続く
編集しました!
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ありがとうございます!
ぼちぼちやっていきます!