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第4話~得意属性~
その後、城の廊下を歩きながら魔王は説明を続けた。
組合のこと。
魔性紋のこと。
そして――
「お主は魔王学園に入学する」
「学園?」
思わず聞き返す。
「力を制御できねば死ぬだけだ」
淡々とした言葉。
でも事実なんだろう。
「得意属性もそこで判別する」
そう言われて連れてこられたのは、円形の部屋だった。
中央には巨大な水鏡。
周囲には魔法陣。
いかにも儀式って感じだ。
「この水鏡に手を当てよ」
緊張する。
でもちょっとワクワクもしてる。
俺の属性、何だろう。
そう思いながら手を置いた瞬間――
水面が激しく揺れた。
バチッ、と小さな火花が散る。
部屋の空気が一瞬で熱を帯びた。
「……!」
周囲の術師たちがざわつく。
水鏡の中心が赤く染まり、
やがて爆ぜるように光った。
術師の女性が驚いた顔で告げる。
「アギトさんの得意属性は――」
一瞬の間。
「業火魔法です」
業火。
その言葉を聞いた瞬間、
胸の奥が妙に熱くなった。




