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魔法異端見聞録  作者: 叢雲 朔
第1章学園篇前半

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第4話~得意属性~

その後、城の廊下を歩きながら魔王は説明を続けた。

組合のこと。

魔性紋のこと。

そして――


「お主は魔王学園に入学する」


「学園?」


思わず聞き返す。


「力を制御できねば死ぬだけだ」


淡々とした言葉。

でも事実なんだろう。


「得意属性もそこで判別する」


そう言われて連れてこられたのは、円形の部屋だった。

中央には巨大な水鏡。

周囲には魔法陣。

いかにも儀式って感じだ。


「この水鏡に手を当てよ」


緊張する。

でもちょっとワクワクもしてる。

俺の属性、何だろう。

そう思いながら手を置いた瞬間――

水面が激しく揺れた。

バチッ、と小さな火花が散る。

部屋の空気が一瞬で熱を帯びた。


「……!」


周囲の術師たちがざわつく。

水鏡の中心が赤く染まり、

やがて爆ぜるように光った。

術師の女性が驚いた顔で告げる。


「アギトさんの得意属性は――」


一瞬の間。


「業火魔法です」


業火。


その言葉を聞いた瞬間、

胸の奥が妙に熱くなった。

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