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神さまが自堕落勇者  作者: 雲 寿壱
第一章 異世界の協力者たち
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俺、ダンジョンに挑みます。

マサトたちはダンジョン攻略をするようですよ。


第9話


ツノウサギの素材を換金するか?

冒険者ギルドに行くと髭ヅラのオッさんがいた。また、お前かよ。ここは綺麗なお姉さんはいないのかよ。


オッさんは、おっ、結構とってきたな。なかなかお前たちやるな。今後も楽しみだな。今度はちゃんとしたの紹介してやるよ。やっぱり、初めてって事で舐めてやがったな?俺たちはツノウサギの数と同等の銅貨をもらった。


ねえっ、マサトさまっ。今度はダンジョンにいきましょうよ。

そうですぅ。ダンジョンに行きたいですぅ。

ダンジョンに行くか、、、、そんな話をしていると、


髭ヅラのオッさんが、「待った。まだダンジョンは早い。あそこはかなりの強い魔獣がいるからツノウサギなんかとは比べものにならないぞ。」


大丈夫ですぅ。アイリスたちは強いんですからへっちゃらですぅ。

もちろん、私も大丈夫よ。マサトさまを守りながらでも楽勝よっ。


そうして、冒険者ギルドを出て行こうとしたとたん。


「そこの綺麗なお姉さんたち、僕を雇わないかい。僕ならダンジョンくらい楽勝さっ。ダンジョンでの獲得したの人数で山分けでどうだい。」

キラッ。なぜ、そこで、歯が光る?

いけすかない金髪のイケメンが声をかけてきた。


私、この人きらい。アイリスもイヤですぅ。

2人がつぶやく、、、。


「えっ、この僕が断られるなんて、、、、、初めてだ、あり得ない。あまりにショックだ。」大げさに天を仰いだイケメン。その後、膝をつく。リアクションでかすきるんだよ。舞台役者か?


「そうだ、嫌かもしれないが、このレオシードを連れていけば安心だ。こんなやつだが、腕は確かだ。」


なぜか髭ヅラのオッさんが後押しする。なんだ、この小芝居やらせか〜。俺たちは騙されないぞ。


やってられない。もういこうぜ、、、

そうです。そうです。アイリスもそう思います。

私、あの人の目つきがいやらしい。きらい。


こりゃ、相当に嫌われたな。レオシード、ご愁傷様。もう二度と会わないだろうけどね。


〜場面変わってダンジョン内〜


セイラ、アイリス攻撃しろ。


無理です。こんな狭い所で矢は打てません。

アイリスも無理ですぅ。槍が長すぎるし、魔法は強すぎてダンジョンが崩れちゃいます。


しまった。本当に無理だ。剣は全く効かないし、召喚さえ効かない。召喚が効かない段階で俺の攻撃はないに等しい。

草原で活躍した2人もダンジョンでは役に立たない。ダンジョンの敵は強すぎる。もっと剣のレベルが上がらないと無理だ。


帰るか、、、。


なんだ、、あれ、雑巾かな?、、、、

いや、何かの生き物だ、、。かすかに動いている。逃げながら確認すると、灰色の死にかかった子猫だった。あ〜あ。このまま、置いて逃げたら絶対に後に残るよな〜よし、連れて帰るか、、。脇に抱えて、セイラとアイリスを呼んだ。

セイラ、アイリス来い。転移するぞ。


「はい。」

「はいですぅ。」


転移。俺たち3人と一匹はダンジョンを後にした。

ダンジョン攻略は無理でしたね。かわいそうな子猫を拾ってこれからどうなるんでしょうか?


キャスト

主人公

マサト 眷属使い 自堕落

セイラ アーチャー・ヒーラー ポンコツ

アイリス 槍使い スーパーポンコツ

髭ヅラのオッさん

レオシード 動きの大げさなイケメン

子猫 灰色の死にかかったかわいそうな子猫

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