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神さまが自堕落勇者  作者: 雲 寿壱
第一章 異世界の協力者たち
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俺、ちゃんと生還いたしました。

主人公マサトたち空から落下中です。一体どうなるのでしょうか?

第4話



「アイリス気合いよ。気合いで羽根を生やすのよ。思いが羽根を生やすわ。」


「がんばるですぅ。」


2人が顔を真っ赤にして気合いを入れてるがとても残念だけど無理だね。


「やった〜。羽根が生えた。コレで大丈夫だわ。」


「私も生えたですぅ。アレ、セイラさん。片方だけしか生えなかったんですぅ。」


なに、魔力は無かったんじゃないのか?コレじゃ本当に俺だけがポンコツだな。


「とにかく、2人でマサトさまをつかんで落下を防ぐのよ。」


「はい、ですぅ。う〜ん。羽根が片方だからバランスが悪いんですぅ。クルクル回ってますぅ。」


「頑張って、アイリス。後少しだから、、、」


ぐるぐる回って気分が悪くなってきた。おぇっ。


どうにか、俺たちは無事に死ぬ事なく地面に降りる事が出来た。うん。どうするか、、この2人のおかげで命を助けてもらったが、俺には神の力を失ったから何にもないし、そうだ、ちょっとシャクだが、あの悪いイケメン神の真似をしてみるか、微笑みながら2人を見て


「ありがとう。セイラ、アイリス君たちのおかげで無事に

地面に降りる事が出来たよ。本当にありがとう。」キラッ


そしたらアイリスは喜びながら

「マサトさま。本当によかったんですぅ。」と泣いていた。


セイラは「マサトさま。似合わない事しないでください。」とあっちを向いたが、ちょっと嬉しそうだった。


さあ、これから本当ににどうするかな?





さあ、どうすっかな。

まあ、その辺りでも散歩して


その時だった。空からすごい大きな翼竜がいきなり火炎をこちらに向かって放ってきた。


冗談じゃないぞ、こっちとら神の力を無くしたただの人とただ羽根の生えた人だぞ。逃げるしかない。


「セイラ、アイリスとにかく逃げるぞ。」


走って翼竜を巻かなければ相手は大きいだけだ。知能はそれほど高くはない。逃げられるはずだ。そう思った時、セイラとアイリスの前に大熊が迫ってきた。これはまずいと思った俺は2人の前に飛び出していた。


「マサトさまっ!」


あっ、これは本当に終わったな。完全に熊の爪が腹に刺さっている。口からもおびただしい血があふれている。2人を逃さなきゃ。アレ、声が出ない。ごめん。2人を守れなかった。本当にごめん、、、、、。意識が途切れる時に黒い人の形をした何かがきて熊を一撃で倒した。それが振り向いた顔は悪魔。

あぁ。悪魔っているんだ、、、、、。




、、、、、、。うん?

死んでない。、、、、生きてるぞ。どういう事だ。



目が覚めると知らない美女とセイラ、アイリスが俺をみていた。美女が「ガイアさま目が覚めました。」と声をかけてこちらに来たのは熊を一撃で倒したあの悪魔だった。 





「あ、悪魔ッ!」


「失礼ですよ。マサトさま。このガイアさまは私たち3人を助けてくれた恩人ですよ。」


セイラが説明してくれた。あの後、大熊に襲われていた俺たちを見つけ、一撃で熊を倒し、3人を抱えてこの家に連れて帰りこの美女ルシアさん。ルシアさんはこの世のものとは思えない美女でハイエルフだ。ルシアさんにヒールをかけてもらいって今、目が覚めた所だったそうだ。

だって本当にこの人悪魔みたいな顔だったからだよ。


「マサトさま。声が漏れてますって」

やべー、やべー。


「かまわん。こんな顔をしているからな、、、

ちょっと聞きたいのだが、お主は元神であろう。」


「良く分かりましたね。」


「神の残余(ざんよ)があるからな。もしかして、マクダルに騙されてこの世界に落とされたのではないか? 」


「そうです。良く分からないまま、この世界に来ちゃったんですよ。どうすればいいですかね。」


「そしたら私の話を聞いてくれ」


悪魔は、、、違った、ガイアさんはこの世界とマクダルについて語り始めた。








無事、主人公マサトたちは生還しました。悪魔顔のガイア神に助けられて、ルシアとも会いました。これから、マサトたちはどうなるのでしょう。




キャスト


主人公

マサト 元B神 自堕落

セイラ 元天使 マサト付き ポンコツ

アイリス 元天使 マサト付き スーパーポンコツ

ガイア  悪魔顔

ルシア  美人のハイエルフ

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