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神さまが自堕落勇者  作者: 雲 寿壱
第ニ章 ガイア神の子どもたち
30/35

俺、みんなと離ればなれになりました。

第ニ章が始まりました。


よろしくお願いします。

第30話


〜神殿内〜


レオシード

「一体どうなってるんだい。この神殿は?転移魔法陣だらけだぞ?」

ランガード

「別れた奴らとも合流しないといかんしのう。」

コロロ

「コロロも、早くマサト様に会いたい。」

リーヴル

「・・・・・・」


ヴァン

「吾輩もこんな罠転移に引っ掛かるとは面目無い。」

6吸血女

「ヴァンピール様、これはしょうがないですよ。」

セイラ

「なんで、私はマサトさまと一緒じゃないのよ。この組み合わせなんなのよ。」

詩織

「本当よ。私もなんでマサトと離れなきゃいけないの?」


弥生

「ぐふっ。やったわ。マサトと一緒だわ。詩織ごめんね。」

アイリス

「マサトさまぁ。みんなと離れちゃったですぅ。」 

マサト

「本当になんだよ。こんな仕掛け作ったやつは本当タチ悪いな。」


俺たちは今、タウラスの町の隣りにある神殿に来ている。

前回はアリエスの町にダンジョンがあったが、今回は神殿だ。毎日ダンジョンということではないらしい。


タウラスの町で情報を仕入れて神殿を攻略しないといけない俺たちは神殿に行ったが、なんと入口を通り過ぎて、次の部屋に入った途端。転移魔法陣が発生し、バラバラになった。

俺は弥生とアイリスと一緒だったが、ガイアの指輪で連絡を取ると、レオシード、ランガード、コロロ、リーヴル。ヴァン、セイラ、詩織の3チームに分かれているらしい。ヴァンと6吸血女は眷属で、一緒にいるらしいが、俺とレオシード、ヴァンピールはどうなんだよ。離ればなれになってるじゃないか?


俺たちが転移された先は通路がつながっていた。魔法陣の先は行き止まりだから、この先の通路を進んでいくしかないらしい。


他のパーティたちも一緒らしい。やっぱり通路があった。

リーヴルが言うには

「それぞれのパーティで攻略するしかないね。」

俺たちはそれぞれ、3パーティ別々に攻略していく事になった。


通路を下っていくと広い部屋に着いた。直ぐに警報がなり、

モンスターが現れた。


最初はコボルト、俺たちのメンバーはどうかと思ったが流石にコボルトくらいは楽勝だ。弥生が一瞬で倒した。次にハイオークはアイリスが槍で一蹴。次にホースアンデッドが現れたが俺のガイア神剣で倒せた。


他のパーティ達はどうなんだろうと思いながらも、あちらは

リーヴルとヴァンがいるから大丈夫だろう。心配はないな。

どちらかといえばこのパーティが一番危ないかも?俺がいるしな。


モンスターを倒しつつ、この階層のフロアマスター、サイクロプスが現れた。

アイリスのルーレットスピアは氷属性フローズンスピアでサイクロプスの足を氷漬けにし、弥生が手裏剣やクナイ、分銅で削り、俺がガイア神剣でトドメをさした。


う〜ん。パーティとしては完璧だけど、、、ガイア神さまには悪いがガイア神剣飽きてきたな。そろそろ新しい剣が欲しいな。


サイクロプスは金属をドロップした。

鑑定、「オリハルコン」

いいね。ちょうど新しい剣が欲しかったからココをクリアしたら作ってみるかな。


この部屋の先に転移陣がある。いかにも引っかけみたいだけど、それ以外に進めないから引っかかってみるか?

俺たちは転移陣に乗り込んだ。

はい。引っかけでした。レッドドラゴンだよ。かなりの強敵だね。


レッドドラゴンは羽ばたいて俺たちを転ばせようとするが流石に俺たちもダンジョンをクリアしてきたんだ。素人じゃない。風を持ちこえた。


次にレッドドラゴンは口から炎を吐いた。アイリスの氷魔法で防ぐと、弥生が網でレッドドラゴンを包み込んだ。魔法で強化されているのか、いがいにも網に引っかかったままになっている。そこにクナイで攻撃していく。俺もガイア神剣で応戦だ。流石にレッドドラゴン、簡単には倒させてくれないぜ。

アイリスも攻撃に加わり少しずつレッドドラゴンの体力を削っていく。

最後にアイリスのジャンプ槍でトドメをさした。

レッドドラゴンは赤い玉をドロップした。


この玉はなんなのかな?って思ってたら部屋の隅にちょうどハマるような窪みを見つけたのでハメてみた。


その時、弥生が

「ねぇ、ねぇ。マサトもう、セイラや詩織の事ほっといてアタイといい事しようよ。」

と抱きついてきた。

アイリスが

「ダメですぅ〜。弥生さんっ。」

赤い玉は光って壁が割れた。

赤い玉は直ぐに外れたので落ちないように掴んだ。

なんとドアの先にはセイラ、詩織、レオシード、ランガード、リーヴル、コロロ、ヴァン、6吸血女が勢ぞろいしていた。

セイラ

「ちょっと、マサトさまから離れなさいよ。」

詩織

「や、弥生、何やってるのよ。」

弥生

「え?恋愛は、自由でしょ?」

詩織

「そ、それは自由だけど、、。」

セイラ

「見てないところで何やってのよっ。」

ヴァン

「すまないが、痴話喧嘩は後でやってもらえぬか?マサト殿の赤い玉を待ってたんじゃなかったかな?」


他の奴らからの目線が冷たい。俺は被害者だっての。


赤い玉をリーヴルに渡すとリーヴルは何も言わずに赤い玉を

丸い石版にハメた。横には黄色と青色の玉がハマっている。

俺たちが最後だったらしい。3つの玉が光り大きな魔法陣が出現した。


第2章の始まりです。

読んでいただきありがとうございます。

よかったら感想をお聞かせ下さい。


キャスト


主人公

マサト 眷属使い 自堕落

セイラ アーチャー・ヒーラー エロポンコツ

アイリス 槍使い スーパーポンコツ

レオシード 剣士 残念イケメン

ランガード 大盾斧剣士 以外とまとも

天宮詩織 侍剣士 ツンデレ

清水弥生 忍者 エロ爆乳

リーヴル・サヴァン 本屋 変わり者

ヴァンピール伯爵 無敵吸血鬼 ダンディ気取り

6吸血女 ヴァンを慕う6人の美女吸血鬼

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。 セイラちゃんが可愛かったです。 そしてレオシード君が若干不憫でしたが、イケメンなんで良いと思います(笑)。 今後の展開も楽しみに読ませて頂きますね。 ブクマ、評価、いいね…
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