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神さまが自堕落勇者  作者: 雲 寿壱
第一章 異世界の協力者たち
29/35

俺、ダンジョンクリアしました。

第29話


〜奥の間扉〜


これ、どうやって開けるんだ?

おい、ヴァン、お前知ってるか


「さあ?吾輩はずっといたがこの扉は開かなかったからな。」


そりゃ、そうか。もしかするとヴァンを完全に倒さないといけないんじゃないの?

扉をよく見ると、扉に何やら魔法陣がある。おい、リーヴルお前の出番だぞ。


「僕は高いよ。」

リーヴルが出てきた。

リーヴルが魔法陣の確認をしている。しばらくすると、

「コレは何か鍵が必要だね。」


だからその鍵はなんだよ。


「おそらく、ヴァンがらみだろう。ヴァン、ちょっとこっちに来てみて」

「吾輩もよく分からないぞ?」渋々出てきたヴァン。


リーヴルはヴァンの右手をとり、ヴァンの右手を魔法陣に触れさせた。すると


ゴゴゴゴゴッと扉が開いた。


〜奥の間〜


奥の間には天使がいた。懐かしい。ウチのポンコツ天使や頭のおかしい10天使じゃない。まともな天使だ。

天使は話しだした。


「私はイデア、ガイア神さまの天使です。よく私を解放してくれました。私を解放した冒険者の方々ありがとうございます。闇と暗黒の魔法、付与を与えましょう。ガイア神のご加護を」


天使イデアは光を放ち俺たち冒険者に浴びせた。すると、


「なんだ、なんだ。ステータスが上がってるぞ、スキルも増えいる。闇と暗黒魔法と付与か。」

「本当、すごい上がってるわ。」

「コロロも増えてるよ。」


周りの様子をみると、みんな軒並み上がってるらしい。

リーヴルはいつもと変わらず無口だから分からないが、


どれどれ、俺は?あれ?それほど変わってないけど、、、。

神の雫と神のカケラが増えてるな。


天使イデアは

「それでは私はガイア神さまの所に戻ります。」

さっさと終わらせようとしていた。


マサト

「ちょっと待って下さい。俺は、、、俺たちはガイア神からこの世界を救うようにお願いされているんです。ダンジョンをクリアした後の事が知りたいんですが?」


天使イデア

「そうでしたね。勇者マサト、この部屋の先に新しい世界が広がってます。今回ダンジョンをクリアした事によってアリエス国が解放されました。隣のタウロス国に行く事が出来ます。タウロス国に解放すべき、ダンジョンもしくは何かがあるはずです。解放すればタウロス国も解放されます。」


そうか、一つずつクリアしていくシステムか、ゲームみたいだな。それなら分かりやすい。


分かりました。イデアさんはガイア神さまの所にいるんですよね。また相談する時はガイア神殿に行きます。


「ガ、ガイア神さまはガイア神殿にいらっしゃるのですか?」


あれ、この天使分かってなかったのかよ。


「そうです。ガイア神殿にガイア神さまと聖母ルシアと10天使といます。」


「聖母ルシア?ハッ、何言ってんだか。片腹痛いわ。10天使?50天使じゃないの?」


あれ、態度変わりやがったよ。この天使

「はい、今、ガイア神さまは力を失われて10天使しか側にいません。SSS神じゃなく、 S神になってます。」


「そしたら私がすぐにガイア神さまのおそばに行かければ、ルシアなんかにゃ任せておけないわ。貴方の指にはまってるのガイアの指輪よね。ちょっと貸して。」


俺からガイアの指輪をひったくると天使イデアは直ぐにガイア神殿に転移した。


うわ〜。またややこしい事になったよ。かかわらんでおこ。


ほとぼりが冷めるまでガイア神殿には行かないで先にすすむか。


〜ガイア神殿〜


天使イデア

「ガイア神さまっ。天使イデアただいま戻りました。」

ガイア神

「よく、無事に戻ったな。苦労をかけたイデア。」



天使イデア

「誰?、???この雰囲気はガイア神さまっ。そんなお姿になってお可哀想に。私が来たからには大丈夫です。ルシアどいて、」

聖母ルシア

「なによ。今頃やってきて、私はずっとガイアさまの所にいたのよ。」

天使イデア

「囚われたんだからしょうがないじゃない。キィー。」

聖母ルシア

「なによ。あんたなんか。キィー。」


ガイア神

「やめんか、2人とも。」オロオロ


恐ろしい事が起こっている頃


〜ダンジョンの奥の間〜


「それじゃあ。ダンジョンクリアのお祝いに家で祝勝会をするか。」


「いいわね。それ。」

「コロロもいっぱい食べる。」

「じゃあ、儂は肉を食べたいな。」

「あたいは酒を呑みたいな。」

「セイラ、希望をいってセバスチャンに連絡してくれ。」

「分かりました。マサトさま。」

「吾輩と6吸血女もいいかな?」

「もちろんだよ。ヴァンも彼女たちも仲間だろっ。もちろん、ルーヴルもくるだろっ。」

「今日は参加しよう。」

「よし、全員参加だ。アイリス、お前も好きなの言っとけよ。」

「はい。私は好き嫌いはないから食べ終わったらお風呂に入りたいですぅ。」

「じゃあ、お風呂も準備をたのんどけ。」


セバスチャン以下、家の使用人達の準備は完璧だった。

出迎え、食事、酒、飲み物、スイーツ、入浴の準備。


レオシード

「おい、リーヴル、こんな時も本読んでるのかよ。」

リーヴル

「・・・」

ランガード

「アイリスはその体によく入るな。体壊すんじゃないぞ」

アイリス

「はい、大丈夫ですぅ。」

マサト

「セイラは美味しいからって、スイーツ独り占めするなよ。」

セイラ

「沢山あるから大丈夫です。マサトさまこそ食べて下さい。」

弥生

「ねえ、マサトは詩織の事どう思ってるの?あたいじゃダメ?」

詩織

「弥生、飲み過ぎだって」

コロロ

「コロロ、もう食べれない。」

ヴァン

「吾輩はこんな美味いの始めて食べた。」


俺はこの世界に来てから初めて何も考えずにパーティのみんなと楽しんだ。





読んで頂きありがとうございます。

パーティメンバーが集まりました。

第一章が終わりました。次回から第二章になります。

よかったら、感想をよろしくお願いします。


キャスト


主人公

マサト 眷属使い 自堕落

セイラ アーチャー・ヒーラー エロポンコツ

アイリス 槍使い スーパーポンコツ

レオシード 剣士 残念イケメン

ランガード 大盾斧剣士 以外とまとも

天宮詩織 侍剣士 ツンデレ

清水弥生 忍者 エロ爆乳

リーヴル・サヴァン 本屋 変わり者

ヴァンピール伯爵 無敵吸血鬼 ダンディ気取り


ガイア神 S神 悪魔顔 甘々神

ルシア ガイア神の美人秘書 ハイエルフ 聖母

イデア 天使 ルシアにライバル視 

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