第1話
初投稿です!至らぬ所アリアリですが、暖かい目で見ていただければ幸いです!
俺は鈴井凛、16歳、どこにでもいる高校生だ。
そんな俺だが、ちょっとした?いや、そこそこの?いやいや、大いに?まぁとにかく悩みがある。
そう、それは……陰キャなのだ!
一言に陰キャと言ったら、キモデブメガネか髪の毛長いガリガリのやつを思い浮かべるだろう。
はっきり言おう、俺はイケメンでもブサメンでもない。
フツメンだ。デブでもガリでもない。こう見えて筋トレはしている方だ。
これでも小学生の頃は告白されたこともあった。
いや、幼稚園だったか?まぁいい。
そう、陰キャといえばクラスで1人は絶対に信用出来る、共に行動するやつもいるであろう。
だがどうした?俺は。
信用出来る?行動を共にする?いねぇよバカッ!
どうするんだこの3年!高校生活では何か変われると期待してたらこのザマか?!いや、何もしなかった俺の責任か…
そんなこんなで俺のクラスでの立ち位置は、
カースト最下位でもない中より下の「え?そんなヤツいたっけか?」ポジションだ。
ん?コミュ力?そんなものはとうに捨てたさ…(泣き
来るもの拒まず、去るもの追わずスタイルだったが、どうやら
ダメだったらしい。
そんな俺が今日も絶賛ボッチ中していると、突然クラス全体がひかりに包まれた。
「うぉっ!なんだこりゃ!!まぶしッ!」
「なんなのこれぇ!」
クラスのやつらが、騒ぎ出したその時、
グゴゴゴゴゴゴッッッ!!!
教室全体がうねり歪み始めた。