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百鬼

百鬼 孤独な神社

作者: PANCAKE:

風はなく


白い晴れ着の


虚無の声




最後に人と会話したのはいつだったでしょう。



最後に笑ったのはいつだったでしょう。



人が来ても



その形相は切羽詰まるものばかり



声をかける間も無く



立たれてしまう。



私は独りが嫌いでした。



いつの日からか姉妹は消えてしまい。



いつの日からか何者にも見捨てられてしまう。



どうか私を此処から連れ出してください。



これは私の唯一の欲です。



唯一の自我です。



どうかどうか。




鐘は鳴る


緋色い君と


真実を




これは語ることのない話。



狐独りではなくなった話。


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