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SISTER  作者: 公魚多ゲシ
5/15

現役女子高生バンドが練習しているのを見ながら呑むNIGHT(口出し禁止)

け「何だこの看板?商売上手すぎだろ。」


こ「ここでやるんですか?人が見ているんですか?」


て「こうなると最早“お客さん”だな。」


け「お客様、お客“様”。言い間違えるとお姉ちゃんにブン殴られる。」


こ「私、人前どころか人と合わせた事も無いんですよ。」


け「“可愛すぎるコトコちゃん”を否定しない割には小心者だな。」


や「大丈夫。コトコなら出来る。・・・ただ練習するだけだし。」


こ「・・・八重先輩ってどういう人なんですか?」


て「ONとOFFの差が激しい。さっきからずっとOFF。」


こ「八重先輩は楽器もってますけど?」


て「私、ドラム。」


け「私、鍵盤。これでベースもやる。」


こ「大石先輩、ドラムなんですか?ギターじゃないんですか?」


て「最初から八重がギターヴォーカルでドラムしか空いてなかったんだよ。」


や「よし。コトコ、なに出来る?」


こ「え、あんまり、Don’t say “lazy” とか分かります?」


け「コトコはアニソン好きかぁ。」


て「?」


け「こう言う曲。」


て「あ、何となく知ってる。弾いたことあるかも。」


け「八重は知らないだろ。コトコ弾いてみて。」


や「・・・何となく分かった。合わせてみる。」



て「コトコは・・・上手くないなぁ。」


や「ヘタ。」


こ「人と合わせた事無いって言ったじゃないですか。」


や「私だって下手の範疇だしみんなコトコの覚束ないプレイに酔いしれてるから大丈夫。実際酔っぱらってるし。」


こ「うー馬鹿にされてます。」


て「Eで適当にセッションとか無理そうだな。」


こ「それ聞いた事あります。ホントにそう言うのやるんですね。」


て「いや、私たちもやらないけどね。」


け「普段はどんな風にしてるの?適当に鳴らしてるだけ?」


こ「自分で作った曲をなんとなく。」


て「曲書くんだ。」


こ「アニメだとみんな曲作ってるからそれが普通なんだと。違うんですか?」


や「そう言うのでオーケー。聞かしてみ。」


こ「えっと、こんな感じなんですけ、ど。」



や「・・・コトコ、自分の曲弾けてない。面白い。他には?」


て「歌詞は無いのか?コトコ歌ってみろ。」


け「一番最初のが一番いいな。こんな感じにして、八重、弾ける?」


や「多分出来る。もう一度やる。」

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