終わりの時。
適当に終わらせてしまってすいません(汗
「ねぇー、話に入って悪いんだけどー、俺ー、ランフリーを連れていきたくなっちゃったー。駄目ー?」
ランフリーは焦った。
「サン、何言ってんのっ!?」
サンは微笑みを浮かべた。
「大丈夫。俺、強いし。ランフリーを守れるからー。
ここにいる二人より、絶対俺といた方がいいよー。」
ランフリーより先に、カイロがサンに言い返した。
「テメェなんかにランフリーを守ってもらうより、
俺と、リニアが守った方が強いし、ランフリーが困ってんじゃねーか!!」
サンは冷たく言い返した。
「婚約者たった一人も守れなかったくせに、よく言えるよねー?」
カイロは驚き、聞き返した。
「なっ、なんで、お前が、その事知ってんだよ!?」
サンは目を細めて微笑んだ。
「えー?
なんでって・・・俺が殺したからに決まってるだろぉー?」
カイロは目を見開いた。
「ふざけんな!!
冗談言ってんじゃねぇよ!!」
サンは高笑いをあげた。
「く・・・くく、くははははははっー!!
信じられないのー?
俺さ、人獣もさっき二匹殺しちゃったんだよねぇー。知り合い?」
ランフリーは言った。
「アシュランと、ショウドさんの・・・事!?」
サンは言った。
「まぁ、そんな事はどうでもいいやー。
ねぇーランフリー、俺とついて来ないー??大丈夫ー。一人目みたいに殺さないからさー。」
ランフリーは強くこばんだ。
「絶対に・・・嫌。
サン、そんな人だなんて思わなかった・・・。
なんでカイロの婚約者を殺したの!?
それに、アシュランと、ショウドさんも!!」
サンは言った。
「一人目はー、なんかー、気分的にムカついてたからでー、人獣はー、俺が一番嫌いな種族だからー。
でも、ランフリーは好きだよー。」
ランフリーは言った。
「ひどい・・・。
ひどすぎるよ!!
でも私・・・サンを救ってあげたい。」
カイロは驚いた。
「ランフリー!?何言ってんだよ!?」
リニアも言った。
「ランフリーまさか、お前、サンについていく気かっ!?」
ランフリーも言い返した。
「うん、そうだよ。
私が、サンを救うの。今まで、ありがと。
・・・ごめんなさい。」
サンは微笑んだ。
「ランフリー、ありがとー。
でもさ・・・バカだよね。」
《ズブッ!!》
サンが言葉をはっした瞬間、ランフリーの腹に何かが突き刺さった。
リニアは叫んだ。
「ランフリ―――――――――!!!!!」
ランフリーの腹に突き刺さったものは、刃が鋭いナイフだった。
サンはランフリーに言った。
「ランフリー、本気で好きだったよ。
でもね、愛しいから、殺したの。
殺すほど、愛しかったから。
誰にも、ランフリーは渡さない。
これでランフリーは誰にも奪えなくなった。永遠に、俺の、俺だけのランフリーだよ。」
ランフリーはだんだん、目がかすれてきていた。
「う、うぅ、ひ、ひど・・・い・・・よ、サ・・・ン。」
「大丈夫。
ランフリー。愛しているよ。永遠に、俺だけのランフリー。」
リニアは怒り狂ったかのようにサンに怒鳴りつけた。
「何すんだよお前――――――!!!!」
サンは言った。
「そんなに怒んなよ。俺さー、本気でランフリーが好きなんだよね。
だから、もうランフリーは俺のもの。
誰にも渡さないよ。」
カイロは言った。
「さぁ?
どうだろうな?
ランフリーは、本当にお前のものになったのかな?」サンは戸惑い、ランフリーの方向を見るとランフリーは何もなかったかのようにたっていた。
「なっ、なんでランフリー、たっているんだ!?」
ランフリーは、微笑むと、サンにナイフを突き刺さした。
「サンのものになりたくなかったから、死んでないんだよ。」
サンは倒れて、息耐えた。
見ると、生きかえらせる薬、【ロストバ】があった。
そして、皆でそれを分けて、帰りました。
終わりー。