Vol.6 『お前の句点は死んでいる』
句点――『。』つけてますか? というお話。
詩を書いているとき、ほぼつけません。でも、詩でもない文章であったとき、流石に読むのが辛い。
作者視点というより一読者として言わしてもらいます。
『。』をつけなくても改行してくれたらば、気になるものの読むのです。中身が面白ければ関係ないと読みます。しかし、改行してくれないと、読み難くてたまらない。
滅多に……いや、私も一度だけしか目にしたことないのですが、『。』の偉大さを知ったときがあります。アイツが生きているから、文章は文章でいられるんだと思いました。
出会ったのは、『。』のかわりに『 』←コレです。全角スペースです。
タイトルで気になって、あらすじでなるほどとなり、いざページを開いた瞬間――驚いた。「ん?ん?」と、字下げしてあるところからは読めるのですが読む内に難解になってくるんです。謎解きか?ってツッコミたくなるようなもんでして、更に驚いたのは感想欄に「読みやすいですね」と書いてあったこと。
イヤミか?
と、思ってしまった。
そこから読みやすいってなんだろうと、また相互お気に入りユーザーの関係性について悩み出したのですが、まあ…そのお話は置いときまして……
文章とはなんぞや⁉
お前の句点、死んでぞ!
読者に訴えるなら、まずは、生きているべきではなかろうか。