Vol.4 『長さ』
一話どれぐらいの長さだとちょうどいいんでしょう…
と、悩んだことはありませんか?
私はありません。…最初の頃はあったかもしれませんが、大抵、己の気分です。
投稿可能な200文字〜最高……そこまで長く書いたことなかったので正直知りません。けど、ここまで書いたら次の展開が気なって読みに来てくれるかなあ、とか、ここまで書いたら展開的におさまりがいいんだけどなぁ、と書いているとき見直しているとき思ったりしたことありませんかね。
最後をこう〆ておけば次話の出だしが書きやすいかったりと、うんうん悩んだことはおありでしょうか。
そのとき、文字数を確認してますか?
ちょうどいいところってのは作者にしかわからんもんで、もっと書こうもっと書こう「足りないよな…足りないよな?」と考え出すと、筆が止まってしまう。
だから集中力が続く限りでいいと思うのです。
文字数云々より、自分が資本。少し書いて次の白紙に手を出したり、ずら〜っと限界まで書くのでもいい。だって、そのまま投稿しないでしょうし? ああ書いたわ…で一息ついて見直すのであります。
短い文章を何枚も書いたならきりのいいところまで連結すればいいだろうし、長く書いたなら切ればいいだけです。
ここまで読んで欲しい、ここまで読んで悶えて欲しい。それくらい作者はワガママでいて主導権を持つべきだと思うのですが……
自分の作品だもの。
読者が、出勤時間に読むのか、休憩時間で読むのか、めっちゃ暇だわ〜なときに読むのかなんてどうだっていいことで読むスピードだって違うだろうし、それぞれの『ちょうどいい』に合わせることを考えるのは、ハッキリ言ってしょうもない。
「平均なんぼですぅ」
なんて、なんの平均だよって話。読書の時間は読者の時間だけの話で、そんなことより作品の中身を作者は考えりゃいいだけである。
ということで、自分のイイ感じで良いんだ。200文字に足りないときこそ、長さの悩み時だと思います。





