Vol.40 『題名と中身の比重』
タイトルと中身は釣り合っているか、どうかの話。
釣り合っていないからこそ、開いた瞬間のギャップにとらわれる方が楽しいと思えるのか、軽口みたいなタイトルに中身はテンション高めのギャグっぽくテンプレ風味満載であったり、謎掛けか?と思うほどの意味深なタイトルと重たいシリアス面ばかりの物語の方が安心して読めるのか――
自分の作品のどうなっているだろうか?
あまりテンションが高めの作品を書かないので、私の場合は謎掛け風で中身がシリアスばかりだ。
でも、ふと、タイトルは(自分の中では)気持ち明るめで中身は重たくしようと、そのギャップって面白いんじゃないか?なんて思って書いたんだけど…
結局、タイトルはかえた。
ずっと書き続ければ続けるだけ、書いている本人である私が、毎回見るタイトルと中身の重さの噛み合わなさに耐えられなくなった。
頭が混乱し、タイトルを拒否しだすのだ。
これでやろうと思ったのは自分自身だ――、いや、今更かえるのも……いや、負の感情がメインなんだ!って、わけわからなくなってしまい、最終的に「面白いんじゃね?」と思いつく前に考えていたタイトルへと戻ることになっただけだった。
そのタイトル、中身と合っていますか?
なかなか良いタイトルが思いつかなくて何度も書きかえて、徐々に理想に近づけていくのもいいかもしれない。
でも、タイトルは作品の指針であり、その時ブクマした人が、タイトルかわったせいで「あれ…この物語ってそっち方面を目指してんのか」と去ってしまう原因になるかもしれない。
ただ、今の今までブクマして、そこまで読み続けて来て、タイトルがかわったとしても中身とマッチしてたらいいんだ。けど! 読者から見て、どんどんかけ離れて行っているように感じてしまったら……
今一度、タイトルとにらめっこし、自分で書いた作品を読もう。そして、またにらめっこし、読み直す。
誰について書かれた物語か、どんな世界について書いた想像か、戦いに明け暮れるのか、救出劇なのか、ほのぼのライフか、ざまあなのか、モブ最高なのか、モフ最高なのか、爬虫類バンザイ!なのか、なんなのか。
私の物語はどこを目指しているものなのか――
ギャップって、ハマると面白いが、それを感じるのは作者ではなく読者に託されているものだと、思うのであります。
('・ω・')
「タイトル詐欺、釣りとして態とかもしれないが…
わかりやすい方が、読者を惑わせずに済むかもしれない。
文句を付けられる隙をわざわざ作って、それに対する指摘感想を貰って、それに返信するために時間をさくよりももっと有意義な使い道が感想にも時間にもあるだろうと思うのです」





