Vol.3 『タイトル』
『タイトル』っつーもんは罪作りなものでありまして…
こんなタイトルがいいと不意に思い浮かんでも中身がついて来ず、こんな中身がいいと妄想をして書いてみても「これだ!」というものが来てくれない。
でも、アンチではないですけども長いのはあまり好かないのです。開く前から読書は始まっていると思っている奴なので、長いタイトルはネタバレにしか見えないのであります。
「え? 何これ?」
――と、気になる要素がタイトルには欲しく、あらすじ&キーワードである程度をカバーさせ、「さあ、どうぞ」と手招いてくれたら私のワクワク、刺激を求める心が反応する。
だが、実際、自分で出来るか?と問われればなんとも言えない。しかし、ふわっと降りて来たタイトルで中身を捻り出したり、妄想を膨らませた言葉らに命名することは快感であります。
「誰か『え?』と思ってくれるかな〜」
なんて、投稿するという行為の楽しみです。……開いてくれるかどうかは別として。その欲求を満たすために下手くそでしょうけど詩を書きます。
この思いの丈を綴ったコイツに名付けるなら。この一言を表現するなら。そう考えて思い浮かべて、自分の書き出したものとにらめっこする。何度も読み直す。同じタイトルはいないか検索する。
そして、投稿または削除するのです。
どのジャンルであろうとも、タイトルと中身が結びつくような呼応するような――そんなことを思い書いているのであります。
いつか満足、文句なし、後日書き換えることのないタイトルをババンっと心から堂々と付けたい。
('・ω・')
「ちなみに『晒すわ日記』は、書くことで思う自分の気持ちを晒してしまおうってことです」