7話
短いです
気配遮断を使いながら下の階に行くと、青くてドロッとしたスライムがいた。鑑定してみると
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レアスライム LV360
固有スキル：完全吸収
体力：600000
筋力：500000
耐性：600000
敏捷：700000
魔力：500000
魔耐：600000
スキル：？？？
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こいつは俺の能力のもとになっているスライムじゃないか！やばいな予想以上に強い。スキルもステータス隠密のせいで見えない、これは頭を使って戦わなきゃマジで死ぬな。ちょっと甘く見すぎてたか。そんな事を考えるとまた膝が震え始めた。やっぱりなかなか克服はできないみたいだ。
（やるしかないだろ！）
自分で自分に喝を入れる。
「ピキッー」
どうやらこちらに気付いたようで、威嚇をしている。勝っているのは武器を持っていることと回復薬があること、頭がいいことぐらいだろう。これをしっかり活かさないとな！
（一気に片を付けてやる）
空間魔法で短剣を取り出し幻影魔法を掛けながら、投擲スキルと腕力を使いながら投げ続ける。短剣はほとんどの魔物が持っていたので大量にあるのだ。それでもほとんどが躱されているが、たまに当たっているので確実にダメージが通っているだろう。
それから3分ほど投げ続け短剣が尽きたので、回復薬を口に含み範囲攻撃魔法のエクスプロージョンを唱える。これは古代魔法LV55で覚える強力な魔法だ。一度試しに撃ってみたことがあるが、直撃じゃないのに死にそうになったのだ。その分魔力をほとんど持っていかれるが、確実に倒せるだろう。回復薬を飲みながらだとぎりぎり生き残れるだろう。
「すべてを無へと返せエクスプロージョン」
呪文を唱えると虚無が急激に膨張してスライムを飲み込む。虚無に飲み込まれる前に回復薬を飲み込む。
刹那激痛が全身を走る！目の前が白くなってぶっ倒れるがぎりぎり生きている、もう少しで本当に死ぬ所だった。そのおかげでスライムは倒せたようでゼリーの水たまりができている。それに触れて吸収するといつもと違う音声が流れてきた。
「完全吸収を統合して完全吸収αに進化します」
どうやら継承したスライムと同じ魔物を吸収したから継承スキルが進化したんだろう。鑑定で見てみると
《対象に触れることでステータス8割を吸収することができる》
どうやら死んでいなくてもステータスを吸収できるようになったようだ。これは強敵を弱体化させるときに役に立ちそうだな！
すると体に激痛が走った、ステータスが大幅に上がった時に感じる痛みだ。最近は体も頑丈になってきてステータスUP時の痛みはあまり感じなくなっていたが、最初の時のような激痛が走っているしかし鍛え上げられた精神力で何とか意識を保つ。
あれからどれくらい時間がたったのだろうか。あまりの痛みに体感では1週間は経っている気がするが、たぶん1日～2日程度だろう。さっそくステータスを確認すると
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佐藤純 17歳 男 レベル：300
継承 レアスライム （完全吸収α）
体力：1100000
筋力：1100000
耐性：1100000
敏捷：1250000
魔力：800000
魔耐：1000000
スキル：言語理解・身体強化LV130・腕力強化LV129・物理耐性LV68・魔法耐性LV61・身体強化魔法LV70・棍棒スキルLV30・敏捷UPLV139・大剣スキルLV70・鎧軽量化LV38・剣術スキルLV100・気配感知LV95・鑑定・LV180・空歩LV65・状態異常耐性LV88・縮地LV73・斧術スキルLV72・時空間魔法LV77・隠密行動LV98・並列思考LV32・古代魔法LV72・ステータス隠密LV120・経験値獲得増加LV78・必要経験値減少LV78・双剣術LV55・弓術LV67・槍術LV76・闇魔法LV101・召喚LV120・皮膚硬化LV76・錬金術LV47・視覚強化LV60・聴覚強化LV60・嗅覚強化LV60・内臓強化LV160・肺活量増加LV45・柔軟性UPLV800・演算処理強化LV58・夜目LV90・透過LV129・危機察知LV85・音魔LV14・再生LV122・罠解除LV51・追跡LV54・体力自動回復LV111・魔力回復速度UPLV112・魔力増加LV95・幻影魔法LV34・投擲LV61・短剣スキルLV156・剥ぎ取りLV63・気配遮断LV187・鍛冶LV87・探知LV63・脚力強化LV48・分身LV35・念話LV78・記憶力UPLV31・格闘術LV87・威嚇LV123・魔力付与LV46 ・狂化LV31・盾術LV70・皮膚軟化LV800・痛覚調整LV89・千里眼LV81・宝探しLV11
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全体的に上がっているが、柔軟性が一気に上がった。やっぱりスライムだからかな？そのせいで腕を720°回せるようになった、ついに構造まで人間をやめてしまったのか( ゜Д゜)ちょっとショックだ、まだ人間をやめたくない。
それはともかく後は核を潰すだけだ、そして俺は核があると思われる部屋へ続く扉を開けるのだった。
