表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムのスキル継承者  作者: はるる
3/10

2話


 案の定俺の順位は最下位であった。トップ5は軽く兵士をあしらっていたので、違いがはっきりしてちょっぴりショックである。



 「クソー俺もせめて中間ぐらいにはなりてー」



 と叫んだら同情する目、バカにする目、完全に下に見ている眼などうっとしい目線が集まった。やっぱりさっそくだ。ちなみに1位は大地だイケメンで彼女がいて強いなんて爆発しろという目線が飛び交っている。義一は7位由衣は2位だった、なかなかやるなー。ちなみに大地のステータスは


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 


 青山大地 17歳 男 レベル:1


 継承 エンシェントドラゴン (身体超強化) (腕力超強化) (超再生) (魔法攻撃無効)


 体力:900


 腕力:1200


 耐性:900


 敏捷:100


 魔力:900


 魔耐:∞

 

 スキル:言語理解・身体強化LV1・腕力強化LV1・全魔法LV1・光魔法・物理耐性LV1・魔力増加LV1・魔力回復速度UPLV1・体力自動回復LV1・フェニックス(一度使用すると消える)


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 


 マジチートである。どんだけ差があるんだよ!!



 実力診断が終わったので、一度休憩をとることになったので義一と同じ部屋で休憩することになった。義一これからどうしたいのかをか聞くと、



 「んー俺は外の世界をいろいろ見て回りたいかなー。」



 と言っていた。義一旅行や観光バカなのでなんとなく予想はしていたが、思ったとうりである。しかし義一の順位は7位なので逃げられないだろう。そう思うとあんまり強くなくてよかったのかもしれないと思えた。なにごともポジティブにだ。まあそれくらいしか俺のいいところないしなーと考えるとむなしくなるので、考えないことにした。



 「そういえば純はどうするんだ?何かやりたいことないのか?」



 と聞かれた。じつは俺にはやりたいことがある。それはそれはハーレム王になることだ!!!フワーハハハハハハハハㇵーなんて口が裂けても言えない。でも男子高校生なんだからこの夢を見ている人はきっとほかにもいるはずだ!!いるよね?俺だけなんて恥ずかしすぎるし。でも



 「まだ混乱していて良くわからないと、曖昧な返事をしておく。」

 「まあ普通そうだよなーいきなり異世界来たらパニックになるし落ち着いても家族が心配してないかとか色々考えるからそりゃ混乱するよなー。」



 ごめんなさいまずハーレムを考えちゃってました。まあでも親に関しては一切いい記憶がないからな~。でもいきなり学校で1クラス消えたら大問題なんだろうなーと他人事のように考える。



 その後たわいもない話をしてじかんを潰してしばらくするとトントンとノックがあった後メイドさんが入ってきた。初めて見たぜ生メイド!!それは冗談として何をしに来たのだろうてっきり義一に用事があると思ったら俺に用があったみたいだ。

  


 「国王様呼んでいます、すぐに向かってください。」



 なんだ、ただの連絡事項か俺に一目ぼれをして告白しに来たのかと思ったぜ。心の中でそんなことを考えると睨まれた。なんて鋭いメイドなんだ。それはともかく俺だけってどういうことなんだろう?嫌な予感しかしない。玉座の前に行くとさっきとは全く違う厳しい空気が流れていた。



 「佐藤純よ、おまえが最下位だったそうだな。おれは弱いやつが嫌いなんだよ」


 

 と嫌らしい笑みを浮かべている、その横では第二王女のラティシアは少し申し訳なさそうな顔をしている。

こいつら何を考えてやがる。思わず冷や汗が流れる。



 「そこでだ純よ、お前がこの城にいても言い存在なのかを確かめるためにあることをしてもらう。なーに簡単なことだ、我が国自慢のダンジョンの地下5階にある薬草をとってきてほしいだけだよ。受けてくれるね」


 

 (こいつ完全に何か仕掛ける気だなよっしゃー受けてやろうじゃねえか!そしてぶっ潰してやる!)



 何をされるかわからないのについ熱くなってしまって、後先考えずに



 「了解しましたその試験を受けさせていただきます」



 (俺は馬鹿か~~~~~~)


 

 「良い結果を期待しているよ」



 言葉は優しげだが顔の笑みが大きくなっているのでバレバレだ。こんなにポーカーフェイスが下手なのに国王なんて務まるのか?



 ともかく何か対策を考えなくては、第一に死なないことが大切だあの顔は完全に殺しに来る。まずは義一と由衣に相談しよう三人集えば文殊の知恵と言うからな。何かいい案が浮かぶかもしれない、そうと決まれば急いで進めよう。



 玉座を離れると急いで由衣と義一を呼び主な状況を説明する。由衣の意見は



 「クラス全体にダンジョンに行くことを言いふらしたらいいんじゃない?そうしたらそれで死んだら国王も勇者の手綱握りにくくなるだろうしね~」



 義一は行くこと自体を止めようとしているようだが、もう行くと宣言してしまったのでそれは叶わないだろう。そうするとやっぱり由衣の案が良さそうだな。そういえば今まで忘れていたけれどスライムの完全吸収とは何なんだろう?まあスライムの能力だから対して強くないだろう。その時はまだこれが最強になるための大切なキーワードだときずかないので出会った。




 

 


 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ