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美芯ぶう 詩集

キヨミちゃん

作者: 美芯ぶう

キヨミちゃんがおなじだと

こんなにくすんでみえるのね


キヨミちゃん

あずかり知らぬところで嫌われる


キヨミちゃん キヨミちゃん

社会に根を下ろして 根を張り巡らせて

咲いたお花はなんでしょう

変毒医薬できないの 酒は百薬の長でもないの


キヨミちゃんはひとりなのに

どうして自他ともに キヨミちゃんはいるの

遍在するキヨミちゃん


キヨミちゃん キヨミちゃん

爪痕を残して 焦げ付かせて

フラッシュバックさせるでしょう


自転車で夜を漕いだら

ヘッドライトがやけに眩しいわ

わたしの顔 照らされて

キヨミちゃんに見つかるの


キヨミちゃんはひとりなのに

どうしてくすんでみえるのよ

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