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第8話

適性は重要!ってことでやはり破戒僧侶かな?怪我人の前に現れて華麗に回復させるとかね♪


「破戒僧侶でお願いします。回復魔法?って使えますよね。」


レニーは事務的に


「それはお客様次第です。地方の僧侶は冠婚葬祭等のイベントがメインでたまに人里に現れるアンデット系の魔物を消滅させることが仕事です。まぁ回復も使えますが地方僧侶の腕では擦り傷、切り傷、風邪が精一杯でしょうか。ですが努力と才能によっては生死に関わる怪我等のを回復可能です。それでも破戒僧侶で宜しいですか?」


努力でどうにかなる気がしないなー。はっ、ここでポイントが活きるぞ。レニーに聞かないと


「破戒僧侶でお願いします。それと僧侶の才能をポイントで上げるのに必要な能力はどれかな?」


感では知識だと思うんだか。


「そうですね、知識と光力ですがね。」


「光力ってなに?」


即質問したよ。答えは


「それはですね、世の中に色々な属性があり例えば太陽が出てるときは光力が強くて夜は闇力が強いです。あとはファンタジーがお好きなようなので説明は要りませんよね。」


定番だね、じゃあ


「親は破戒僧侶でえー、知識と光力に残ったポイントを半分づつ配分してください。」


レニーにファーストフードに注文するが如く決めた事を伝えた。


「そうですか、では繰り返させていただきます。親が破戒僧侶で知識と光力に残ったポイントを半分づつ配分で宜しいですか?」


これはまたファーストフードのみたいな返答があった。レニーは書類を取り出して


「ではこの書類のこことここにサインを頂けますか?」


知らない言語がならぶ何となく怪しい気がする書類にサインして


「それとここに拇印をしてもらえますか?」


レニーは赤いスタンプ台を差し出して来たのて、仕方なくペタペタと親指にインクを付け、グッと親指をレニーの人差し指の示す所に押し付けた。


「これでお客様の来世への事務手続きが完了致しました。お疲れ様でした。」


なんか凄く疲れた気がする。手続きが終了したってことはレニーが最後まで事務的に


「それではソワーシンに転生していただきます。またお逢いしましょう。」


その言葉の直後に私の意識か遠退き視界が暗転した。


やっと話が進みそうだ。


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