表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女は笑む。  作者: 薄雀
7/15

優美と冷静

私の周りは劇的に変化した。何よりも、良夢ちゃんってこんな人だったかしら?という疑問。私の目の前には、優美に微笑みを浮かべて紅茶を飲む黒間さん。

前回までの黒間良夢とは全く違う。本当に黒間良夢なのだろうか?



「宮園様も、いかがですか?いい茶葉を仕入れました」

「あ、では。」勧められるままに、飲む。「美味しい」

「焦っても意味はないですよ、このまま。」え?と顔を上げたサラに僅かに微笑んで「焦らします」「じ、焦らす?」それにええ、と答えもう一口紅茶を飲むと、「このまま、私の周りに人を増やします。」「良夢ちゃんの周りに?」「ええ、正確には私と宮園様の周りにですよ」


「どうして」「まず、あちらは少々おバカさんらしく…私の存在を漸く気づきました。そこで、私の周りに人が多いとどう思うでしょうか?」

意味深に笑う彼女だが、サラは理解が遅れた。「今まで居なかったハズの人に勢力が集まる感じですよ」だから、姿をまるっきり変えたのかと漸くストンと理解できた。「なによりも、前回抗議してきた宮園様がいればまた、増すわけですよ。」その、気持ちが。




彼女、黒間良夢は冷静だ。今まで、本当の姿を晒さずに生活していた彼女は凄く冷静で、サラにはその冷静さが不思議だった。また、前回と同じようになってしまえばどうするのか、と考え込んでしまう。早く、色々と対処すれば、とか。


「大丈夫ですよ、あちらさんは焦りを露わにしていることでしょう。」


*****



「どうしてっ……消したはずなのよ?それに、あの子は一体誰なのっ?!」



優美な私より年下の女、前回のルートで私のしていることに気づいた彼女、宮園サラまでそばにいる。単なる、ライバルキャラには思えない。

「………ふ、ふふっ。……」でも、私のセカイよ。私がヒロインなんだもの!


.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ