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第二話

お久しぶりです、やっぱり一日一話無理でした。 けど締め切り近いので急いで執筆してますので今日は連続投稿です(

救護室ではある生徒が先に寝ていた。


「フェン、どけ」


大声でそう叫べば唸り声が聞こえる


「お腹すいた、干からびる」


げっそりした顔でタオルケットをかぶりつつ動く


「こっちのほうが先だろ」


そういってどかしたベットに女性を寝かせる


「お前、また行ってないのか?」


アキトは彼女に新しいタオルケットをかけてやる。


横ではフェンと呼ばれた人物がタオルケットの中でもぞもぞやっていた。


「”食事“してないからそうなるんだよ」


懐からタブレットケースを取り出しフェンに投げる。


「食べるか?」


フェンはタオルケットから受け取ると 【DX:375】と記されたタブレットを数個とりだしかじりつく


それを見守るとアキトは手を合わせ、パチンと叩くとフェンの上に黒いフード付きマントを転送させる


「ソレ無いと昼間いられないだろ」


「味気ないんだよなこれ」


そう文句をいいつつもタオルケットの中で着替えたのか黒い少年っぽい人物が現れる。


「で、アキトセンセイ、この人は?」


舌なめずりするように女性を見つめていた


「侵入者だけど、食うなよ」


「えー…☆」


笑いつつもその目は獲物を見つけたような目であった。


「…そんなに腹減ってるなら食いに行けよ…」


呆れたように懐から杖を出し、フェンの目の前にミニ太陽を出す


「…っ」


いきなり現れたから直視してしまいフェンは隅っこで固まって震えている


「あつい、眩しい、溶ける、焼ける、燃える」


杖で自身の肩をとんとんと叩き、フェンに近寄る


「お前の家戻ればエサなんて山ほどいるだろ」


「そりゃーいるけどさー」


そんな話をしているとベットからの視線に気がついた


「あ、起きたか」


長身のアキトとちょっとアキトより低いフェンが彼女をみる


「…あきと?」


「………俺の名はアキトだけど、君を知らないな」


アキトはベットの近くのイスに座った


「ねえ、君はだれ?」


じっと彼女の目をみている


「私…は柊」


じっと柊はアキトを見ている


「ひいらぎ…やっぱり知らないな」


そういえばアキトはフェンの首根っこを捕まえて一緒に部屋からでる 


「あ、君はココにいてね」


そういってふたりとも出て行くと部屋には私一人になった


「…死後の世界かしら…」


仰向けになるとふっと目の前の生物(小人サイズの小さな光)に気がついた。


「青い」


その青い生物は声に気がついて柊の周りを飛び回っていた 


「え、みえてるの?」


その生物は声を発することができるようだ


「ゴミが見える」


「ごっ!?」


生物はゴミ発言にびっくりしたようで自分の周りを思いっきり飛び回っていた


「うるさい」


ベシッ


うん、そうんな音がした。


そしてぽすっと柊が寝ていた、布団に堕ちる生物


「…私が見える…しかも触れるってこれは…」


「疲れているんだ。そうだ寝よう」


ぱさっと掛け布団を引っ張り頭からかぶって眠る体制になる。


外では何かが騒いでたが気にしない。

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