窓
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:窓
私は1人書斎で本を読んでいる。
最近、ずっと部屋にこもっていたから
ストレスもそれなりに溜まっていたのか、
神経が少し過敏になっていたようで、
誰かの視線を感じるような気がしていた。
このストレスの原因はストーカー?
私の部屋の前の道路に、
決まって同じ人が現れていた。
毎日と言うわけじゃないけど、時々現れる。
部屋の窓からこっそり
その男を見ていたこともあったが、
ずっと私の部屋の方を見上げて立っていた。
「何よあの人、気持ち悪い…」
そろそろ本気で警察に電話しようと思っていたのだ。
でも1つだけ不思議だったのは、
彼がそうして立っている時、
その前や後ろを通行人や自転車が通って行くのだが、
誰も彼の方に見向きもしなかったこと。
ただぼーっと道端に突っ立ってる人なんか見れば
「何してんだろ?」ぐらいの気持ちで
その人の方を一瞥ぐらいしても良いもの。
でも本当にその人の方を誰も見ないのだ。
そこに少しだけ奇妙を感じていたが、
現実にストーカーされているのは間違いないこと。
だから私は警察に思いきって通報してみた。
警察「分かりました、すぐに行きますので」
その声に少し安心した私は、
もう見納めになるだろうとまた窓の所へ行き、
カーテンをほんの少し開けて道路を覗いた。
やっぱりさっきからずっとあの男が立っている。
「フフ、そうやって立ってなさいよ。もうすぐ警察が来てあなた捕まるんだから」
そう思うと勇気が少し湧いてきて、
自分の日常を取り戻すため、
窓をガラッと開けてやった。
文句のひとつでも言ってやろうと思ったのだ。
でも窓を開けた瞬間、あの男は消えていた。
「……………」
本当の恐怖を見つけた私は、
また窓をゆっくり閉め始める…
窓を閉めてゆくと、また男が現れた。
どうやら窓に棲み着いた霊だったらしい。
「警察に電話しなきゃ…!」
でもどう言えば…
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=c7jLy3rH838
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬