心の声が口から出ちゃってるyo
シャネルのジャケットの裾には、細いチェーンが縫い付けられている。
チェーンの重さでジャケットがカラダにそうように、裾がバサバサしないようになっている。
テレビを見てそれを知った時、とても感動した。
そしてシャネルのお店へ、どれくらい細いチェーンでどれくらいの重さなのか実物を見に行った。
凄いと思ったがコロンの暮らしに必要ない。
シャネルの凄い技。として記憶すれば充分。
コロンであれば「ポッケに小銭」で、シャネルのチェーンと同等である。
。。。
たまたま入ったお店で見つけたお洋服。
ツナギ。
軍の看護婦が着るようなサージカルワンピースや、軍隊のカーゴパンツみたいな作業着っぽい服が好きなコロン。
素敵なツナギを求めている。
だがしかし。ツナギは普段着として着崩すのにはハードルが高い。
色や素材で、偽物の本職に見えるから。
ハシゴを登ったりするのは危ないだろうと思わせるヒールを履いてみたり、見るからに通電しそうなブーツを合わせてみたり。
作業するには邪魔であろうアクセサリーをじゃらじゃらと付けてみたり。
何度もチャレンジしてみたが、どーーーーしても「〇〇電気保安協会」とか「〇〇電機」とかの文字が頭に浮かんでしまう。
そのお店にあったツナギはブルー。
ブルー…どんなブルーかと例えがない…
あった。
横断歩道の道路標識のブルー。伝わっただろうか。
セールで半額。
同じ年くらいの店員さんに試着することを伝える。
着た。
あ!
あ!あ!あれだ。色は違うがほらあれ。
試着室から出た私。
かわいいと定型文を言う店員に問う。
「アレみたいじゃないですか?ほら、今映画やってる…あーーー、出てこない。ツナギ着た…えっと…」
「働く細胞?」
「それ!」
that's right!!
……。
ほぼノーヒントなのによく当てたね。
やっぱ…そう思ってたんだよね?
今、手元にあるそのツナギを静脈の佐藤健みたいに着こなせるか不安。