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国家権力を手に入れたコロンはシマシマパジャマで庭に出た

 バタン!



 バタン!



 寝てすぐのコロンは車のドアの開け閉めする音に起こされた。


 ちょっとした異音ですぐに飛び起きる事が出来る、暗殺者の眠りのコロン。

 寝ぼける。起きない。寝相が悪い。そんな事は無縁なのだ。


 バタン!


 今日は金曜日。

 金曜日であればお泊りで荷物を乗せたり、逆にお出掛けから戻って来たりがあるかもしれない。じゃあ仕方ないよね。と気にしないことにした。


 バタン!


 バタン!

 スマホで時間を確認すれば23:34。

 時期的に忘年会でお迎えのバタン!バタン!

「チッうっせーな…」


 バタン!

 バタン!

 バタンバタン!


 いや、それにしてもドア開け閉めしすぎじゃない?

 てかこの音、コロン家のバタン!駐車場から聞こえない?

 ……え?

 緊縛強盗!?

 こわ!こーーわ!どうバタン!やって戦おうか…バタン!

 やばい。

 これ、本格的にやばいんじゃない?


 静かに布団から出ると、携帯を片手にそっと玄関の窓から外を見る。

 家の真ん前にハザードが点滅したタクシーが止まっている。

 タクシーのドアも窓も全開。

 運転手も客も見えない。



 ごごごごうとう…


 え?え?パトカー来た!

 タクシーの後ろに止まったんですけど?!


 あわあわあわ…こわこわこわ……タスケテーーお巡りさーーーー…ん?

 待てよ?

 お巡りさん来たならコロン今最強じゃね?

 よし!


 覚悟を決めてシマシマズボンのパジャマ姿のまま、お巡りさんに声を掛ける。

「あの〜うちの家の前で…何かありました?」


「あー…タクシーのお客さんが酔っ払って何しても起きないんですよ。お宅の旦那さんじゃないですか?確認してもらえますか?」



 !!!なにぃぃいいいっっっっ!


 そうだ!旦那様!今日タクシーで帰るって言ってた!!!

 旦那様は酒飲まないし。こんな酔っ払うことは今までない。でも、でももし旦那様だったら………この後どうやって殺してやろうか…


 と本気で考えていた。


 一歩一歩ゆっくりとタクシーに近づくコロン。


 後部座席を覗くと、スーツ姿の男性が横たわっているのがわかる。




「!!誰っっ!?知らない人です!!」


「あ、そうですか。ありがとうございました」


 それ以降お巡りさんにスルーされるコロン。

 ぽつーーん。


 見たのが知らない人だった事がめっちゃ恐怖で、手が震え出すコロンであった。

(怒りじゃないよ!


 家に入って玄関の電気を付けたり消したりして、お巡りさんに対して少し嫌がらせをする。


 旦那様に電話すると接待という名の仕事の最中。

「怖かった!怖かった!どうやって殺してやろうか考えた!」

 などとひとしきり愚痴ってから「もう寝る!」と言って電話を切った。




 お布団に入って、なろうのお気に入りさんの新着があるかなんかを確認してから寝た。

 みんな…コロンは無事だよ。ありがとう…



朝起きて、完全なる寝不足状態のコロン。

「あの酔っ払い。許せねえ」



 モジャモジャの頭だけは覚えている。

 なんとなく見覚えがある気もする。

 でも知り合いなんていないこの土地。


 あの酔っ払い。見つけたら呪ってやる。











 続く。




ね?

アレはエッセイに限りなく近いけど、エッセイじゃないんだよ。


感想欄開けました。

だって。みんな。


ね?(笑

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