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YouTuber犬『みたらし』の日常  作者: 雪月風花
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第9話 鍋

オレの名前は『みたらし』。

二歳の柴犬だ。


みんなは、アルミ鍋というものを知っているか?

昔のドラマなんかに出てくる金色の鍋だ。

IH全盛の今、なかなかお目にかかれないシロモノだが、なかなか味があっていいものだ。


うちもIHなのだが、なぜかこの鍋がある。

どこから持ってきたのか知らないが、これがオレの餌入れだ。


こじゃれたものなんかいらない。

要は、中にちゃんとゴハンが入ればいいのだ。


今日のゴハンも、カリカリだった。

うん、ドライタイプのドッグフードというやつだな。


よし、完食したことだし、今日の散歩は、これを咥えて歩こう。


どうだ。カッコいいだろ?

オレは胸を張って歩く。


通りすがる人がクスクス笑っている気がするが気にしない。

パパさんは、なぜだか恥ずかしがっているようだ。


なんだい、こんなにカッコいいのに。


どんまい、パパさん。

そして今日も日が暮れる。

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