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YouTuber犬『みたらし』の日常  作者: 雪月風花
347/365

第347話 ハンバーガー

 オレの名前は『みたらし』。

 三歳の柴犬だ。


 ――あぁ! 牡蠣バーガーだ! もうそんな季節なんだ!

 ――あら本当。時が経つのは早いわねぇ。


 パパさんの運転で買い物に出かけている最中、ハンバーガ屋さんの垂れ幕を見たパパさんの目が輝いた。

 オレも後部座席から垂れ幕を見た。

 ほぉん。これが食べたいのか、パパさんは。


 ――ドライブスルー、寄って……いい?

 ――嘘でしょ? お腹壊したばっかりじゃない!

 ――いや、でもさぁ。あれ、期間限定じゃない? やっぱり見ちゃうと食べたくなるんだよなー。

 ――うーーん。じゃ、一個だけよ?

 ――やったー! ありがとう、ママ!


 パパさんはウキウキで車をドライブスルーに入れた。

 ママさんはついでにスィーツを注文していた。

 オレの分? 無いよ、そんなの。

 その分、何か、くれよな?


 にしても、そんなに美味しいのかね、牡蠣バーガー。

 

 良かったな、パパさん。

 でも、お腹壊したばっかりなんだから、無理すんなよ。

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