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YouTuber犬『みたらし』の日常  作者: 雪月風花
315/365

第315話 記憶

 オレの名前は『みたらし』。

 三歳の柴犬だ。


 前にさ、オレ、氷を庭に埋めたんだよ。

 暑い日でさ。

 で、そろそろ食べようかなって思うんだ。

 ほら、悪くなっちゃうといけないだろ?


 宝探しの気分だよな、これって。 

 でも、どこに埋めたんだったかなぁ。


 オレは庭を端から端までウロウロ歩いた。

 歩きながら周りを見回す。

 この木がここにあって、芝生がここまでだろ? ってことは、この辺りか。

 よしよし、そら、出てこい!


 オレは前足で、目当ての場所を一生懸命掘った。

 だが。


 なんで無いんだ。んー、思い違いかな? あっちだっけかな。

 だが、そこにも氷は無かった。


 時間を掛けて候補地をいくつか掘ってみたが、どれもハズレだった。

 おっかしいなぁ……。


 どんまい、オレ。

 そして氷、どこやっちゃったかなぁ。

 しょぼぼん。

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