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YouTuber犬『みたらし』の日常  作者: 雪月風花
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第140話 お刺身

 オレの名前は『みたらし』。

 二歳の柴犬だ。


 伝説のおやつというものがある。

 テレビとかでCMをやってるアレだ。

 

 あれは美味い。

 上手いが、実はあれよりも美味いものがある。

 それが、マグロだ!

 ママさんの実家に行ったときに初めて食べたが、あれほど美味いものは無いね。


 そして、それが今、食卓の上に!!


 ――いただきまーす。

 パパさんとママさんが晩ごはんを食べ始めた。

 オレはお座りして待つ。

 しっぽが、知らずパタパタ動き出す。


 ダメダメ、お行儀よく、お行儀よく、だ。


 ――みたらし、あーん!

 ――ちょっと! 醤油とワサビついてるのあげちゃダメでしょ!


 パパさんがママさんに怒られてる。

 ――はいみたらし、これあげるね。


 オレの前の小皿にマグロの切り身がいくつか置かれる。

 オレは、あっという間に平らげた。

 これだ、これ! もっとくれぃ!


 美味かったな、オレ。

 次の刺し身の日まで、オレは頑張る。

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