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YouTuber犬『みたらし』の日常  作者: 雪月風花
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第109話 桃売り

オレの名前は『みたらし』。

二歳の柴犬だ。


よし、今日の気分は、駅の方だな。

そう思ったオレは、パパさんを駅の方まで散歩に連れてった。


パパさんとしては、会社を辞めた身で平日の夕方、駅の方に行くことに抵抗を感じていたようだが、そんな事情、オレには関係無い。


そんな折、オレたちは、駅前で白の軽トラックが停まって、何かの呼び込みをしているのを見つけた。

近くに寄ると、オジサンが桃を売っているようだった。


パパさんは、三個千円で傷んだ桃を勧められてたが、さすがに断った。

だって、なんか怪しいもん。


その夜、ママさんが五個千円で、桃を買ってきた。

駅前に停まってた白の軽トラックから買ったんだって。


桃は、見た目もキレイで、中身はとってもジューシーだった。

ママさんに剥いてもらったけど、メチャメチャ美味しかった。

思わず、パパさんと顔を見合わせちゃったよ。

あのとき、買わなくって良かったねって。


助かったね、パパさん。

そして今日も夜が更ける。

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