日常詩人
日々の光景を書く
ありきたりの出来事を書く
さらにはダークな
感覚しか描けない
心が真っ暗だからか
澄んだ純粋な気持ちは無く
淀んだ個人的な世界に入り込んでいる
物書きならば
明るい文
暗い文を書き分けるぐらいの技量は必要だろう
単一的思考なのだろう
暗い部分しか思い浮かばず書いている
複雑な心は
持ち合わせては
いないから
単純な題材にしか
没入出来ないと言う欠点がある
たくさん書いては
いるが
ほとんどがダークな世界しか描けていない
コメディぽっい文も
浮かぶのだが
心の線は縦方向にしか無く
横方向の線は見えない
よって単純な文となる
それが良いのか
悪いのかは自分では
分からない
評価基準があるとしたら
何だ この文はと
言うことになる
心に欠陥を持っていれば
詩と言う領域を
ぶち壊して書いているに違いない
たぶん理解者は
ほとんど無であると
感じている