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バルバロン・カルクロッサ

名前/二つ名:一本道のバロン

名前/本 名:バルバロン・カルクロッサ  亡き妻の名前は〔アレウラ・カルクロッサ〕

年齢/世代 :31

大まかな身長:4ファルド8ディカ〔約182センチ〕

外見的特徴 :長髪黒髪、憂い顔、キャソックと呼ばれる外套衣

主武器   :折りたたみ式大型弓、爆雷矢、折りたたみ式双頭牙剣

得意技能  :職業傭兵標準戦闘技能、標準正規軍人教育、野戦行軍、白兵戦闘、牙剣戦闘技術、夜間戦闘、投擲術、弓術

心の傷/重荷:正規軍人時代の妻の不倫と裏切り。妻と不倫相手を自ら殺害したことと死刑判決。それでも特赦で傭兵として生きていることの意味。

ルストをどう思ってるか?:無関心 ⇒ 指揮官として有能さに気づく ⇒ 素性を知り驚く ⇒ かつての妻の裏切りの記憶への関わり方をルストに諭される ⇒ 傭兵として〝人々〟を守り抜くことで償い続ける決意を固める ⇒ 感謝と恩返し


出自/過去 :

 かつては正規軍人の士官として有能だった男で、特に弓矢を用いた遠距離狙撃には右に出るものが居ないほどであった。

 その狙撃技術をかわれて長期間の遠征行軍にしばしば従事させられていた。そのため、若い妻を中央首都の邸宅に一人で置いておくことが多くなった。そして長い行軍の後に帰宅した彼を待っていたのは、今まさに不倫相手を抱き合っている愛する妻の姿であった。これに激情にかられた彼は牙剣を振るって二人を殺してしまう。

 その時、彼女に妻はバロンに最後まで詫びの言葉を述べていたと言い、バロンの向けた剣を甘んじて受けている。


 その後、自ら死罪を受けるべく当局へと出頭、捕らえられて裁判の後に死刑が求刑される。だが軍首脳部と賢人会議からの特赦命令により『職業傭兵として従事する限り刑の執行を無期延期する』との採決が下る。彼の弓兵としての技量を惜しんでの結果であった。

 だが、この採決が彼を苦しめる。特赦命令に従い職業傭兵となり戦線へと出るが、生ける屍と化していた彼は幽鬼のように誰とも交わらずに黙々と任務をこなす日々が続いていた。そして付いた二つ名が『一本道のバロン』、すなわち『他に選べる人生の道はなくいつか果てるまで一本道を歩き続ける運命』と言う意味である〔ただし、嘗ての軍人時代の頃から一本道のバロンの名があったとする話もある〕

 職業傭兵としては二級だが上記の理由により指揮権は認められていない。


 そんな彼の運命に転機が訪れる。ルストとの出会いである。

 わけも分からぬ間に謀反人に仕立てられる事となるが、背後事情を見ぬき対策を次々とたてるルストの姿に有能な指揮官の姿を見るようになる。そして反攻作戦の開始、その折に彼はルストからこう告げられる。


 正規軍人の妻の中に行軍中の独り身に耐えかねて心病んでしまう女性が増えていること。それを漬け込んで金貸しや麻薬密売人や詐欺師が横行していること。そして、バロンの亡き妻はそうした状況の犠牲者であり、一方的に責められない。

 ルストはバロンに問う。

 

〝奥さんは死の直前まで謝っていませんでしたか?〟

 

 その言葉に核心を突かれ、愕然となるバロン。そして、彼は号泣して崩れ落ちる。自分が犯した罪のほんとうの意味を――

 その後、バロンは自らが生かされていることの意味を知る。その持てる力で少しでも多くの命を救えと。そして、この国とその民を守れと。

 彼はルストの元で傭兵として今まで以上に戦うことを決意するのである。

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