1/11
プロローグ
初投稿なのでちょっと心配ですがよろしくお願いします
時は戦国―1447年
事の発端はある家の家督の争いから始まった…。
しだいに傷口が広がりやがて全国的な内乱へと発展し後に
「応仁の乱」と呼ばれる。これにより幕府が以前の統治力を失い守護大名や守護代、はたまたその部下が
「将軍様の為に世界を平和にする」という建て前のもとに力を蓄え、乗っ取る
「下克上」の時代――そんな中、誰よりも
「目立ちたい」という意志の強かった織田信長――
彼はこの極めて単純な動機から守護代を蹴落として台頭――
後の世界に多大な影響を及ぼしただった――
[バカと天才は紙一重]
果たして、彼がしでかした行為は愚行なのか…あるいは改革なのか…
それは後の社会が決めること――
この時代の誰よりも人生を楽しんだ彼の四十九年間の始まりは、ある小さな国からであった…