冒険者になろう!
お久しぶりです、春休み開けの学校は地獄でしたうずらです。決してモン○ンが楽しくてサボってたわけじゃないですよ。本当です。
~ギルドホール~
「ようこそギルドホールへ!ここで受付をしていますサキと申します。本日はどんなご用件で?」
「冒険者登録をしに来たんですけど・・・」
「冒険者登録ですね、かしこまりました。ではこちらのカードに手をかざしてください・・・はい、ありがとうございます。それが貴方の冒険者カードとなります」
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チュートリアル[冒険者になろう]CLEAR!
報酬: AP5
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冒険者かぁ、小説とか読んでたら一回くらいは妄想するよな
「ヒエン、よかったな妄想が現実になったぞ」
「てめぇ!」
「わりぃわりぃ、ちょいとからかいたくなっちまった」
こいつはほんとに・・・
「あのぉ、冒険者カードの説明はいりますか?」
「あ、すいませんお願いします」
「はい、ではまず冒険者カードは各地のギルドホールでクエストを受注するために必要なカードです。また、他の人とパーティを組むときに自分のレベルなんかもこれを見せることで伝えることが出来ます。それから冒険者カードに今【F】と書かれているのがわかりますか」
これか、冒険者ランクって書いてるところにあるな。
「冒険者ランクというものがございまして、これはギルドホールや町に貢献すればF、E、D、C、B、A、Sと上がっていきます。」
「上がると何かあるんですか?」
「はい、請けられるクエストが増えたり、図書館で読める本が増えたりいいことがいっぱいです。ちなみにFランクですと請けられるクエストは『薬草採取』『草食動物狩り』『町の清掃』ですね」
「図書館にはどんな本があるんですか?」
「図書館には魔物の生態が記されたものやこの世界のお伽話などがありますね」
「ヒエンヒエン、これは図書館に重大クエストのヒントがあるにちがいないぞ」
「重大かはともかく何かのヒントくらいはありそうだな」
説明で出てくるくらいだし今度行ってみるか
「では、他に聞きたいことはありますか?」
「ランクはどうすれば上がるんですか。」
「あ、すみません!言い忘れてました」
言い忘れてたのか・・・限りなく人間に近づいたAIってそういえば売り文句にもあったな。普通のやつじゃプログラム通りにいうわけだから間違えないだろうから確かにそうみたいだな、会社のスタッフが動かしてると思えるくらい違和感がないな
「冒険者ランクですが、基本的にはクエストの達成や町の住人からのクエストの達成、ボスレベルのモンスターの討伐のいずれかを一定数超えた冒険者に上のランクにこちらが上がるためのクエストを用意します。」
モ○ハンの緊急みたいなもんか
「ありがとうございました」
「いえ、こちらも不備があり申し訳ございませんでした」
「ヒエン、クエスト早速いかない?」
「その前にアイテムとか道具だろ常識的に考えて」
「あ、そういえば今は武器位しか持ってなかったな」
まったく、まぁその気持ちわからんでもないがな
NEW!大切な物:冒険者カード≪冒険者であることを証明するカード。これを持っていないと実は町から外に出るには門番の目を盗んで行かなければならない≫