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Arms・Monster・Online  作者: うずらのずら
10/11

花鳥風月

アイデアを忘れないうちに

--------------------------------

初回デスペナルティー免除が発動されました。

これより後の死に戻りには以下のペナルティーが発生します。

・所持アイテムの一部ロスト。

・所持ゴールドの2割のロスト。

・ステータスの50%低下。(ゲーム内時間で3時間)

--------------------------------


死に戻りをして、強制的に最後に寄った街の教会にリスポーンすることになった俺。

周りにケンケン達がいないことからみんなは逃げきれたようだ。


「さて、ついでだしスイエンを武器から出しとくか」


互いに紹介することを忘れ、そのままフィールドに出たのでスイエンをほったらかしにしてしまった。


「うっきぃ!」


「おわ!?ちょっ、いきなりなんだ?!あ、忘れてたこと怒ってるのか?」


「うっき!」


「悪かったって!機嫌直してくれよ、な?」


「うき!」


なんて言ってるかわからんが、多分次はないぞって言ってるんだろう。

さて、それなりに薬草集めたし鑑定アビリティのレベル上がってないかなっと

_____________________________

PN〈ヒエン〉人族Lv1→3


パートナー〈スイエン〉アクアモンキーLv1


STR 20


VIT 15


AGI 20


INT 15


MND 15


DEX 20


SP残り5→15


残りAP5/残りAS1

戦闘≫〈棍棒Lv1〉〈盾Lv1〉〈鎧Lv1〉〈火属性魔法・初級〉

生産≫〈料理Lv1〉〈修理Lv1〉

生活≫〈鑑定・鉱物Lv1〉〈鑑定・植物Lv1→2〉〈鑑定・魔物Lv1〉

   〈地図作成Lv1〉

称号≫『献身する者』NEW

____________________________


お、種族レベルが2も上がってる。あの猿を倒しただけで上がるとは思えないし、あの逃走劇にも経験値があったんだろう。もしかしたらレアモンスで経験値2倍とかの可能性もあるが。

肝心のアビリティだが、薬草の書で1上がった〈鑑定・植物〉だけしか成長がない。まぁ戦闘らしい戦闘もしてないし当たり前か。

そしてさっきから気になってるのだが、称号『献身する者』ってなんだ?


ポーン♪

----------------

フレンドのケンケンさんから

フレンド通信です。出ますか?

YES/NO

----------------

ケンケンからだ、あの後どうなったかちょうどいいし聞こう。


《ヒエン!大丈夫か!?お前だけ死に戻ったみたいなんだが...》


《大丈夫だ、初回デスぺナ免除で何もロストしてないし。それより助けた4人はどうなった?》


《あぁ、無事に街に戻れて今も一緒にいるぞ。お礼を言いたいらしいから今からそっち行く》


《いや、噴水広場で集合でいいか?教会にいるんだがあんまし長居したくない》


《そうか、でも大丈夫か?お前、迷子になりそうで怖いんだが》


《安心しろ、お前に教えられたルート案内機能を使うから大丈夫だ》


《それならいいか。じゃあ俺は四人にこのことを伝えるな》


《頼む》

----------------

フレンド通信を終了しました。

----------------

「さて、ステータスの確認とかもしたいがまずは噴水広場だ。行くぞ、スイエン」


「うきき!」

                    ・

                    ・

                    ・

                    ・

ルート案内まじで神機能。難なく噴水広場に着くことができた。

んで、ケンケン達はどこだ?俺より早くついてると思うんだが、あ、いた。

こうしてみるとあの4人は目立つな。あ、あっちもこっちに気付いた。


「ヒエン、迷子にならなくてよかったよ」


「あぁ、ルート案内がなかったらやばかった。で?お礼がしたいんだって?」


「はい、今回は助けていただきありがとうございました。あと、私たちのせいで、死に戻りさせてしまってごめんなさい...」


「お兄さんには感謝してます!」


「本当に申し訳ない」


「私たちにできる範囲ですけどお礼をさせてください」


おぉう、はじめは見捨てる気だっただけになんだか悪いことをした気分だ。


「いや、俺たちもボスがどんなのなのかとか見れたし、助けに行ったのもそういう打算ありきだったから、あんまり気にしないで...」


「いやでもヒエン、実際助けに行ってお前だけ死に戻ったんだから、この子たちに気にすんなっていうのも難しい話だろ」


「そういうもんなのか?」


「はい!そういうもんです!あ、助けてもらったのに名前も教えないのは失礼ですよね。私はツバキって言います。剣士やってます。で、こっちの盗賊シーフっぽい見た目のが」


「ぽいじゃなくて盗賊でいいよ!ツバメです!」


「私はツムジです。魔法使いです。」


「最後の私はツキミって言います。タンクです。で、パーティ名が4人合わせて!」


「花!」


「鳥!」


「風!」


「月!」


「「「「です!」」」」


おぉ、全員ツから始まってるところから気合入ってるのがわかるなー。

パーティ『花鳥風月』:パーティに名前を付けることができたのでもともとクランに付ける予定だった名前をクランメンバーが集まるまで使おうということになった。リアルでも友達同士である女の子だけのパーティである。


クランについては本編で詳しく。

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