表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スパークリングジュース  作者: 水岡きよみ
1/3

1

招待状

みんな届いて

私だけ

はぶられるのも

いつものことで


☆☆☆☆☆


使い捨ての

財布みたいな

男たち

御縁も紐も

とっくに切れてる


☆☆☆☆☆


ただひとり

私がすべて

握ってる

ペニスも秘密も

今後の鍵も


☆☆☆☆☆


涙声

交じる受話器の

向こう側

真冬の深夜

こころは小春


☆☆☆☆☆


赤くない

京急に乗り

蒲田まで

赤い鞄を

かかえて眠る


☆☆☆☆☆


蒲田まで

行けないと知り

エアポート

快特うらむ

昼の品川


☆☆☆☆☆


このあいだ

歩いた気がする

車窓越し

彼の家まで

連れてってくれ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ