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【詩集】はるのことば

【詩】「ちいさなほし」「一本の矢」「栞紐」

作者: につき

15.4.15 推敲(ちいさなほし 最終連)

15.4.16 推敲(ちいさなほし 最終連)

「ちいさなほし」




よるの

ほしに

あめが

ふる。


ちいさな

ほしの

ちいさな

あまぐも。


ときに

かわいい

いなびかり。


そのとき

ほしは

ちかっと

ひかる。


いいめで

みていた

ふくろうが、


ひとこえ

ほーうと

ないた。










「一本の矢」




溜め息が止まない。


疲れに火照る頬。


永遠は知らず、

明日も知らず。


久遠は知らず、

昨日は語らず。


遠い遠い

蒼い蒼い

星の眼が

見つめる。


キーンと貫く

一本の矢。


お前は誰の子だ。










「栞紐」




挟まれて

引っ張られて

頼りにされて

邪魔にされる。


なかなかに

丈夫に出来ていて、

もし千切れたら

相当にショック。


役立つって

こういうことかな。

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