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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

冒険者たちへ

作者:沈蟹

私はその日、悪い夢を見ているような気分で一杯だったよ。

質の悪い冗談だと思っているんだろう?



『わが種族に対する私掠許可の取り消しと人族と同様の権利を保障して頂きたい。』

『領域の外延部から1Km程度でよければ緩衝地域を設けてやっても良いぞ。』



薄暗い室内に入って最初に見たものは、きちんと椅子に座ってこちらを待つ交渉相手。

どこぞの民族衣装を思わせる、薄汚れた布を体に巻き付けたそいつが私に語った内容は

酷く真っ当な内容とも思われたもんさ。

まさか、きちんと意思の疎通ができるとはその時になるまで思ってもみなかったのだから。

だから私は、陛下と神の名に誓って、真摯に交渉に臨んだのさ。

目の前に座るゴブリンに向かってね。

いやはや、こんな難題を真面目に持ってくるのだから冒険者ってやつらは・・・。


~ある王国特務騎士の酒場での一幕~



冒険者と言われて何を思い出しますか?

 騎士物語? 究極の力を求める魔導士? 一攫千金を夢見るトレジャーハンター?
 
 これは、とある王国のとある街で日々の依頼をこなし明日を夢見る冒険者たちの

 他愛のない物語です。

 
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